【炎炎ノ消防隊】赤と青の消防官

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「えーオレと遊ぼーよ！」

貴方「…」

「いいじゃん…第8なんでしょ？ 新人なんでしょ？ 忙しくなさそうだけど…」

貴方「…」

「あっ、名前教えてよ…！ 連絡先も…！」

貴方「…」





それを遠目で見ていた俺と火縄とマキ





マキ「何なんですか彼奴…」

火縄「…」





マキは拳を強く握り締め、ナンパ男を睨みつけている
火縄に至っては、銃口をナンパ男に向けている





桜備「マキも火縄やめとけ…！ 抑えるんだ！」

火縄「すみません大隊長…我慢出来そうにありまs」


「痛ｯｯｯてええぇぇえええｯｯｯｯ！！！！！！」





火縄の言葉を遮るように、男の叫び声が響き渡った





「なんだなんだ！ 何事だ！？」





他の消防官達も、その叫び声に吸い寄せられるように集まってきた





「何すんだよｯｯ！！！」





見るとさっきのナンパ男の鼻からは血が、頬には赤い跡がある

ナンパ男の目線の先には、仁王立ちでナンパ男を軽蔑するような目で見下しているAがいた





貴方「は？ 気安く私に触れないで貰えます？

だいたいそんなにイケメンでもない奴が、公の場でナンパですか？ 冗談も大概にしろよ

こちとら今から集中しようと思ってたのに…声掛けてくるから話聞いてやろうと思ったのに…

それがナンパ？

他の消防官の方にも迷惑かかるとか思わないんですか？ 自分の行いを反省して下さいね」





そう言うと、Aはその場を去ろうと方向転換した





「クソアマが…」





ナンパ男は小声で呟いた

その場言葉を聞いていたのか、Aはナンパ男に蹴りを入れ、吹っ飛ばした









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