【男主】ポートマフィアの幹部秘書は正直言って格好いい【与謝野晶子】 (ページ3)

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俺と晶子チャン、実を言うと幼馴染なんだ

晶子チャンは昔っから可愛くて男勝りで、でもそこが愛らしくて……

＿＿＿兎に角、俺の初恋なんだ

まあ幼馴染といっても、俺は10歳の時に引っ越しちまったけど……

俺が居なくなる時、晶子チャンが大泣きして
出発する時間が2時間弱遅れたんだよな〜

晶子チャンは滅多に泣かないから、俺吃驚しちゃって……

晶子チャンと約束したんだよなァ

『晶子チャン、必ず戻ってくるから』

『俺、晶子チャンを護れるくらい……』

『強くなってくるから…！』

『だから、晶子チャン』

『もう泣かないで』

『晶子チャンには、何時でも…どんな時でも…』

『笑っていて欲しいんだ』

『もし、俺が立派な男になって…』

『晶子チャンの所に戻って来たら……！』

『晶子チャンは』

『俺と』

『結婚してくれる？』

泣きながら晶子チャンは大きく頷いてくれた

あの時は嬉しかったなァ…

だから、辛い稽古も頑張れた

だから、今の仕事に就けた

貴方「晶子チャン、今頃何してるかなー？」

尾崎「おいそこの阿呆、早うせんか」

貴方「紅葉サン〜折角良い所だったんですよ？」

尾崎「まぁた何処ぞの女人の事でも考えておったのであろうが」

貴方「あちゃーバレてました？」

尾崎「これだから、お前は阿呆などと歳下から云わらるのだぞ」

貴方「確かに…一理ありますね」

尾崎「しっかりせい、次期幹部」

これは

俺が晶子チャンとの約束を果たす迄の長い長い恋のお話

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