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梅雨in楽屋 �� ページ10
A「雨やなあ。」
永見「雨ですねえ。」
漫才劇場の楽屋の窓から外を眺めているAと永見。
石井「あの2人は何してんの？」
谷口「昼ごはん行こうと思ったら雨降ってきたから行くかどうしようか迷ってるらしいです」
外に昼食を食べに行こうとしていた2人だったが、結構な雨が降ってきてしまったのだ。
永見「梅雨ですもんね。」
A「梅雨やもんねえ。」
石井「いつにも増してゆるいなあいつら」
谷口「Aさん普段もまったりしてはるけど、永見さんといるとより一層まったりしてはりますね笑」
のんびりしていて、いつも落ち着いている2人が集まると、相乗効果か和やかな雰囲気が楽屋中に流れる
A「ごはんどうする？」
永見「どうしましょう？」
A「正直なこと言っていい？」
永見「どうぞ」
A「せっかく衣装着て髪の毛もセットしたのに、雨のせいでクセ毛大爆発したら舞台立ちたくないぐらいの絶望が襲うからできることなら劇場から出たくないんですが。どうぞ。」
永見「髪の毛事情はド直毛の僕には理解しかねますが、雨の中出歩くのが億劫というのは理解できます。どうぞ。」
A「直毛さん羨ましいです。どうぞ。」
永見「ありがとうございます。どうぞ。」
石井「待て待て。いつの間にトランシーバー使ってたん？」
昼食の話をしていたはずなのに話が逸れすぎているし、しかもトランシーバー持ってないのに持ってる風の会話をしている後輩についついツッコむ先輩芸人さや香石井。
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作者名：さ | 作成日時：2022年9月28日 18時
