風使いとバレー部【文豪ストレイドッグス】【ハイキュー！！】 (ページ24)

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Aside

及「じゃあ、威風ちゃん。菜乃花ちゃんにドリンクの作り方教えてもらって！」

『あいよ。』

私は及川に言われた通り、西条の所に行く。

西「･･･ふん！」

『さっさと行くよ。』

西「籠持ってよぉ！」

･･･自分で持てば良いじゃないかい。
溜め息を吐きながら籠を持ち上げ、水道に向かう。

『粉入れて振りゃ良いのかい？』

西「そうよぉ。さっさとやって！！」

『･･･自分はやらないんだねぇ。』

西条が応える前にボトルに粉を入れる。
･･･なんか、やった事ある気がするねぇ。
首を傾げながらひたすらボトルを振る。
･･･西条･･･携帯ばっかり見やがって･･･、其の儘依存症になって引き篭って孤独死しちまいな。

『･･･出来たから持っていくよ。』

西「菜乃花が持って行くぅ！」

『･･･自分で作ったから自分で運ぶよ。』

西「持って行ってあげるって言ってるでしょぉ！！」

そう言いながら、私の腕を掴む西条。

『･･･チッ･･･離しな。』

西「だからぁ･･･」

『･･･なら、取ってみな。』

西「はぁ？」

タンッ

私は飛んだ。体育館の入口まで。

西「っ！？」

･･･消えた様に見えたかい？
私は目を細めて笑った。

『クックック･･･

どうした？

アンタが欲しがってるドリンクは此方だよ？』

西条の顔が真っ赤に染った。