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story mafia 7 ページ9
Aside
暫くその場に居てもそれらしい情報を吐かない。
・・・こりゃ外れだな。帰るか。
俺は行き道と同じように屋根裏を出ようとすると・・・
「何回言ったら解るんだ!! この野郎!」
「拾ってやった俺達の言う事が聞けねぇのか!!」
「おいリタお前!」
?「うっ・・・・・・っ!」
・・・さっきは無かった声がした。
『・・・男?』
嗚咽を漏らし、床に倒れて殴られているのは男だった。俺と同年代ぐらいか?
顔は良く見えないが、苦しそうなのは解る。
・・・彼奴がリタだな。
?「・・・・・・っ・・・・・・うぅ・・・っ!!」
目 が あ っ た
俺は目を逸らさなかった。
そいつの目は昔の俺の目だった。
『・・・こんなの見てほっとける様な人間じゃねぇんだけどな。』
・・・別に此処で全員殺っても怒られはしないだろうし、殺っちまうか?
否、龍之介に怒られるな。
・・・でも、なぁ・・・。
『・・・もう一寸辛抱しといてくれよ。』
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作者名:カップケーキ | 作成日時:2019年4月27日 17時