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浮「それで、それで？その後は？」
「今ので、終わりですよ？」
浮「今どき、話しただけでキュンキュンしてる女子っているの？少女マンガとかなら、まだ、序盤だよ？」
「そうですよね…」
浮「まぁ、口聞いて貰えなかったAからしたら、大きな進歩かもしれないけど、やっとスタート地点にたてたぐらいじゃない？」
私の思っていたよりも、世間の恋愛は複雑なようで、この間の英語のスピーチの報告をしようと浮所先輩とカフェに来た。そして今、ダメ出しを受けている。
浮「第一さ、英語のスピーチってもう1週間前だよね？余韻に浸ってる場合じゃないでしょ！」
「何でですか？」
浮「だってー、2週間後は期末テストだし、2年はその後修学旅行でしょ？その後は大会あって、すぐ冬休みだよ？そんなペースで進んでたら、最悪、愛しの風雅君はクリスマス誰かと一緒に過ごしてるかもねー」
「そんなの嫌です。」
浮「よし、じゃあ、もう一回、今のレベルに合わせた作戦を考えよう。」
先輩って絶対、私よりも女子力高いよな。
かわいいし、恋愛のアドバイス的確だし、こんなおしゃれなカフェ知ってて、甘党だなんてさ。
浮「あ、デート誘うとか？」
「えっ？」
尚「あっ！先輩とAーあ、もしかしてそういう関係？」
浮「違うから！今、恋愛相談に乗ってるだけ。」
尚「へー。今、１人なんで、私も混ぜてください！」
浮「あのさ、関係ないよね。」
なんか、先輩イライラしてる。
それに、正直、尚ちゃんに風雅君の話はしたくない。
尚「いいよね？Aー」
「えっ、うん。」
尚「よし、決まりー」
断れなかった。
いつも、尚ちゃんには流されてしまう。
尚「今、恋愛相談してたんですよね？私もちょっと相談したいんですけど、大西君をデートに誘いたくて。でも、緊張しちゃって。だから、Wデートってことで一緒に来てくれませんか？」
なんで、幸せは長く続かないんだろう。
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涼音(プロフ) - spuare2の更新楽しみにしてましたが、消してしまったのならしょうがないですね。把握します！これからも頑張ってください (2019年11月25日 17時) (
レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
ぴーちぃ(プロフ) - 更新お疲れ様です！ (2019年10月31日 0時) (レス) id: 1a39a279d3 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - ドキドキが止まりません！次の更新楽しみにしてます！ (2019年9月8日 16時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：田中 | 作成日時：2019年9月6日 22時
