恋と愛と依存【轟焦凍】 (ページ20)

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ショートさん、眠いのかな？

ショートさんの髪の毛を乾かしているとショートさん心地良さそうな顔で目を閉じている。

明日のお出かけがなくなってしまったのは少し寂しいけど、仕事は仕方ない。
ましてや街を守るヒーローなのだから。

少しチクチクする胸を収めるようにショートさんの髪にドライヤーをかける。

…いい匂い。

ずっと触れていたくなるサラサラの髪の毛は綺麗に真ん中で赤と白にわかれていて、それはきっと交わることのない程鮮明な色合いだ。

『髪の毛、乾きましたよ』

「おぉ、ありがとな」

『明日もお仕事ですし早めに寝てくださいね』

「もう寝るよ、おやすみA」

『おやすみなさい、ショートさん』

ゆったりとした夜の時間ももう終わり、寝室に戻るショートさん。

…私も寝ようかな。と部屋に戻るもぜんぜん眠くなる気配はない。

ホットミルクでも飲もうかなともう一度リビングに戻りホットミルクを作る。

それにしても、綺麗なお花だな。
明日は１人でも花瓶を探しにお出かけしようかな。
こんな綺麗な花をすぐに枯らしてしまうなんて勿体ないもんね。

リビングにあるパソコンを使って可愛い雑貨屋さんの近くの店舗を調べる。
電車で２０分程のところにあるみたい。

明日はここに行こうっと。
そろそろ寝ようかな。とパソコンを閉じ、部屋に戻った。

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