名探偵の兄は秘密主義part3

93話 　 最近のおもちゃってすげぇ ページ5

ということで放課後です
さっそく放課後です
はい放課g

「ここだよ、俺ん家」

こいつ、被せてきた

『ほへぇ、おっきいな』

「そうか？」

待ってごめん、俺ん家のがでかいわ、ごめん

「ま、あがれよ」

『お邪魔します』

ごく普通の一軒家

「ただいま」

「おかえりなさい！あら？稔の友達？」

『どうも、工藤Aです』

ぺこぺこ
稔のお母さんすっごい若い
あと美人
あれで30代は…
いや、義母さんのがヤバイな…

結論、うちヤバイ

「ほら、早く来いよ！」

『お、おう』

稔の部屋は二階らしい
まぁだいたいそうか

「ここ、俺の部屋」

『うわっ』

稔の部屋は、なんか男の子っぽかった

『モデルガンとかあるんだ』

「かっこいいだろ？」

ちょっとこいつヤバイのかなって思ったら
普通にかっこいいものが好きな男の子だった

ごめんて

『これBB弾の？』

「そーそー」

最近は百均でも売ってるらしい
へぇ、すごいな、改造したら使えそう

「こういうのとか」

と言って稔が出したのは

ナイフだった

しかも刺そうとしてくるんだけど？
どう見てもプラスチックだけど当たったら痛そうなんだけど？

「避けんなよ」

『避けるだろ!!』

呆れたような顔されても困る！
って思ったら自分の腹につきたてたんだけど？

え、待って、大丈夫!!?
なに？これって俺が悪いん？

「なんちゃって」

『俺の心配をかえせ』

マジックナイフって言うらしい
なんか刃が引っ込んで刺されたように見えるんだと

そしてこれも百均

『最近の百均はすごいな』

「それ」

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