名探偵の兄は秘密主義part2

52話　ノリがいい ページ8

「工藤〜、荷物投げないの〜」

なんだこの、ゆるふわ系は声は、

『え、と…』

「田中裕だよ〜」

『ん』

「マジでAって人の顔と名前覚えるの苦手なんだなw」

『いや…苦手って言うか、面倒』

「「それ傷つく」」

『え、あ、ご、ごめ』

おおう、いつの間にかみんなのこと傷つけてたみたい、う、申し訳ねぇ、…

「そんな落ち込むなって」

「そうだよ〜」

『別に』

落ち込んでなんかないからぁあああああ
、俺ってそんなに分かりやすいか!?

「ていうかさ〜、工藤って結構表情豊かなんだね、」

「あ、それ俺も思った」

『いや、お前らの中の俺ってどういうイメージなんだよ、』

「「ブラコン」」

『はっ!?』

いや、ますます意味わかんねぇし、

「まぁ冗談はこれくらいにして、飯食いに行こうぜ!!」

「さんせ〜」

ぇ、ちょ、観光は？1日目宿行くだけっておかしくね？？

「あぁ、Aが寝てる時に色々と行ったぜ？観光名所」

こいつ、直接脳内に…!?

「声に出てるから」

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