名探偵の兄は秘密主義part2

75話　お久しぶりです ページ33

どうしよう、義父さんまっったく気にしてないし、ここは俺も見てないフリを通すか？

というか、そういえば義父さん、あの時会ってないや

正直関わりたくない…いや、でも、今後を思うと挨拶くらいは…！

『あの時のお兄さん？』

…

…

…

…

……無視!!?

『ぁ、えっと、しゅ、秀一さん？だっけ？』

「A？」

義父さんが目で知り合いか聞いてきたからうなずく。

「……あぁ、あの時の」

覚えててくれてた!!

『その説はどうも、弟がお世話になりました』

「大きくなったな」

『そうですか？』

懐かしいな、あの時から3年も経つのか…

いや、そんな懐かしむくらい経ってなかった

「A」

ぁ、そうだった、これから移動だった

なんて言って別れよう、
こっちから声をかけておきながら、すぐさよなら〜とか失礼じゃね!!?
まったく考えてなかったよ!!

なにか、いい言葉……


と、必死に考えていたのだが…

「連れが来たようだ。またなボウヤ」

と、言って行ってしまわれた…





赤井さぁあああああんんんん!!!!!

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