死神の方程式

FILE.5 　 俺達の親友事情 ページ5

『コナン君は俺じゃなくて新一お兄ちゃんの話が聞きたいんだろ？』

とりあえず後が恐いから乗っとく。
多分新一お兄ちゃん大好きっ子で通してると思うし。

それなのに新一お兄ちゃんって言っただけでジト目続行は俺可哀相じゃない？

「うん！そうなんだ！A兄ちゃんは新一兄ちゃんの親友だしさ！」

そうだったの？
てっきり俺の一方的な親友判定かと………。

あーなんか、本人に言われると嬉しいかも。

『つーわけだし、今日はコナン君俺ん家にお泊まりでいい？』

「A君がいいなら、私は大丈夫だよ！
コナン君は泊まる気満々だしね。」

あ、ホントだ。
お泊まりに必要な物、指折り数えてる。

流石毛利だな。
姿は変われど工藤のことはお見通しってわけか。

『じゃあ、一旦毛利ん家まで行くか。』

お泊まりセット取りに行くついでに毛利の父さんにも挨拶に行かないとだしな。

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