死神の方程式

FILE.3 　 初対面の挨拶 ページ3

『なんで小さくなってるわけ？』

というか、これって絶対言いふらさない方がいい案件だろ。
なに普通に言ってんだコイツ。

「あぁ、実は」

「コナン君！もう、急に走って行っちゃったらびっくりするで、しょ…って、A君!?」

コナン君…て、コイツの偽名か？
まじか、もうちょっといいのなかったわけ？

『毛利久しぶり。元気だった？』

「A君こそ、もう大丈夫なの？」

『この通り、無事退院したよ。』

そう言えば退院したこと誰にも言ってなかったっけ。

あぁ、工藤驚かそうとしてたんだっけ。
逆に驚かされたけどな。

そう言えばコナン君とは初対面じゃないか。
ボロ出すとは思わないけど一応自己紹介的なのやらないとな。

『そっちのちっこいのは？』

「僕の名前は江戸川コナン！」

吹き出さなかった俺、偉い。
いきなり工藤の猫かぶりは腹筋が死ぬ。

『そうか、俺は槙A。よろしくな？コナン君。』

親友に2回目の自己紹介をするとは思ってなかったな。

FILE.4 　 下手くそな小学生→←FILE.2 　 プロフィール

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