【名探偵コナン】私の人生が漫画だった件

FILE.36　引っ掛かり ページ36

コナンside

ピーンポーン

「博士ー｣

チャイムを鳴らすと同時に大きな声で博士を呼ぶ

あ、近所迷惑か？
まぁ、大丈夫だろ

「おぉ、新一君！どうしたんじゃ？こんな朝早くに」

「灰原に用があって」

靴を揃えながらそう言うとコーヒーを淹れてくれる

「哀君なら部屋に」

「なんの用かしら？工藤君？」

「は、灰原！はよ」

あっぶね、コーヒー吹き出しそうだった

「おはよう工藤君…それで？私に相談でもあるの？」

「あぁ、実はAのことで」

「Aがどうかしたの？」

ゆっくりとコーヒーを手にとって飲む

「Aの原作の進むスピードが速すぎると思うんだ」

「今どこなの？」

「23巻の終わり位」

「それは……確かに速すぎるわね」

灰原も一口コーヒーを飲んだ

「なぁ、途中で終わってるんだよな？」

「えぇ」

「どこまでなんだ？」

しばらくの沈黙






破ったのは灰原だった

「24巻の最後は＿＿＿＿＿＿＿

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