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(MG side)
ウォヌと曲を作ることになって、最終的にでた結論。“キーを引き込もう“。引き込むと言えば聞こえが悪いけど。単純に一緒にやりたかったというのが本音だ。今回の曲のテーマは“愛と友情“。歌詞を書くのは難しくて、でも書きながら思い浮かぶのはキーだった。それはどうやらウォヌも同じだったらしい。
そして、キーを事務所に呼んで、スタッフさんを含めてみんなで話し合いをしていれば、キーは最初とにかく渋っていて、なかなかイエスとは言わない。まぁ、当たり前と言えば当たり前か。
MG「この曲にはキーが必要なんだ」
そういえば、少し困ったような表情を浮かべている。困らせてしまったのなら申し訳ないな。ごめん。でもそれが僕らの本音なんだよ。そして、愛と友情。これは俺たちだから作り上げることができる曲だとも、思うから。
曲を聴いて、参加してくれることになったけれど、それは条件付きだった。絶対にキーが参加していることは出さない、と。ウォヌはキーが参加してくれるのであれば、それでいいのだろう。二つ返事でオッケーしていたけど、親は納得がいかなかった。
MG「俺、いまだに納得してない」
『なにが？』
MG「何って分かってるくせに。俺らの曲にAが一緒に参加したって言えないこと」
『言ったでしょ。俺らの曲だから言えないんだよ』
分かる。分かってはいる。でも理解したくないと頭が拒否する。
『ミンギュの気持ちも、ウォヌオッパの気持ちもすごく分かるし、有難いとも思うよ。感謝してる。でもそれだけじゃ、この曲の意味が無くなっちゃうから』
キーは俺が思うよりも数倍大人だ。俺はいつまで経っても大人になりきれないんだ。
MG「でも、この曲のテーマ。聴いたでしょ？愛、友情。そんなのさ、俺たちに…！」
言おうとしたその言葉の続きはキーに遮られてしまった。
『その先は言っちゃダメだよ、ミンギュ』
MG「なん…」
『なんでも。…分かってるでしょ』
愛を取るか、友情を取るか。今君が思い浮かべている人は誰だろう。きっと俺ではない。悔しいな、なんて思ってしまうのは悪いことなのだろうか。
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yz_dk_(プロフ) - エルさん» コメントありがとうございます！わたしも自分でこの作品を描きながら「いや、そこはドギョミが行かないと！」と思うことが多々あります（笑）これからも変わらず応援していただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします^_^！ (2022年4月28日 20時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます^_^ドギョムとキーの互いに大切に想ってる距離感がすごく心地よく、その一方で、ドギョマ〜いけー！たまには！笑と勝手に妄想してみたり。細かいココロの描写が素敵だなぁと^_^これからも楽しみに更新まってます！ (2022年4月26日 22時) (レス) @page9 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2022年4月22日 16時
