Who am I ？ 6 (ページ49)

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(2019年)

(VN side)

僕の中でヌナはお姉さんでもあるけれど、どちらかと言えば少し子供っぽい表情や行動を見せることも多いから妹のような、そんな風に見えることもあるし、というか妹のように見えることの方が多い気がする。前にそれをスングァンへ伝えたら、「そう？」と不思議そうにしていたけど。僕が家族の中ではお兄ちゃんだからかな。そう感じるのかもしれないけど。

今年のMAMAは名古屋での開催。いつもの通り韓国語での挨拶の他に、日本語と英語での挨拶を僕らは準備していた。僕らが日本語での挨拶をする時には、キー以外のメンバーがすることが会社との暗黙のルールになっていた。今回もキー以外のメンバーが話す予定だったけど、ホシの一言でキーも挨拶担当になって。キーは『わたしらしく、SEVENTEENの良いところを伝えられるように頑張るね』と微笑んでいた。世界中にいるCaratに届けられるように、と。

ミンギュの挨拶の最後、「ありがとうございます」と日本語で感謝の言葉を述べれば会場には大きな歓声が響いた。次はキーがマイクの前に立つ。

『世界中にいるわたし達のCarat〜！まずは素敵な賞をありがとうございます。こんなに素敵な賞を貰えたことが本当に嬉しいです。"わたし達はみんなにこの賞以上の大きな愛を返していきます。これからのSEVENTEENにも期待をしてください。" ""ずっと幸せな関係で居ましょう。"" 우리 Carat、오래오래 사랑해요(わたし達のCarat,ずーっと愛してます)～！』

最初は韓国語で、そして日本語と最後には英語も交えて、挨拶をするキーは純粋に凄いと思った。隣でその様子を見守っていたけど、マイクに向かって立つ彼女の横顔はすごく綺麗で。なによりも僕がいつも見ているその姿よりも、いつも以上に大人に見えた。

前言撤回。やっぱり僕らのヌナはお姉さんだ。