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(DK side)
僕とキーが付き合い出して数日。今日は97ズ男子会です。ちなみに主催はミンギュ。乾杯の音頭と共に3人してビールを一気に流し込む。
MG「それにしても、なんで教えてくれなかったのさ！」
MH「それより前に報道が出ちゃったからだって何回もドギョミが説明してくれたじゃん」
DK「うん。そうなんだよね」
MG「それでもさ！付き合ってすぐカトクでも送ってくれれば」
MH「直接言いたかったから、ってその話もされたでしょ！」
ミョンホが少し声を荒げてそう言うもんだから、ミンギュは「それでも知りたかったんだし」と拗ねたように口を尖らせて小さな声で早口にそう言う。
DK「ごめん、ごめん。伝えたかったんだよ、直接ね」
MH「ドギョマ、ミンギュのことは気にしなくていいからね」
MG「なーんで、そんなこと言うかな！」
また拗ねたミンギュは一気にビールを流し込み「お代わり！」と叫んだ。
MH「それにしても嬉しいな。大好きな2人が付き合いだして」
DK「そう言ってくれて嬉しいよ」
MH「ミンギュだってそうでしょ？」
MG「当たり前じゃん」
正直なところ、ミンギュがキーに対してどう思っているのかそれが気になっていた部分でもあった。祝福してくれていることに安堵して、ホッと胸を撫で下ろす。
MG「それにしても、前はさ。付き合うにしても先の先の話になるかもって言ってたじゃん」
DK「そうだね」
MG「なんで今だったの？…あ、悪い意味で言ったわけじゃないから」
DK「うん。分かってる。…タイミングかな？先の話だろうって思ってたけど、今、Aのことを大切にしたいって思ったんだ」
真っ直ぐにそう言えば、ミンギュは納得したように頷きミョンホは「カッコいいね」と微笑む。
MG「あのさ、ドギョマ」
DK「うん」
MG「俺はAのことが友達として好き」
DK「うん。分かってる」
MG「でも、ひとりの女の子としても、メンバーとしても…。凄く可愛くて、大切で、大事なんだよ。それはミョンホも同じだろうけど」
ミョンホはそれに対しては何も言わなかったけど、頷いて肯定の意味を示した。それは分かっていた。というよりも、これに関してはきっとこの2人だけではない。メンバー全員がそうだと思う。特に95ズのお兄ちゃん達なんて、僕たちなんかよりももっともっと過保護だから。
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年4月15日 0時
