Who am I ? (ページ46)

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(2015年)

卒業式を終えて、本格的に韓国での生活が始まる。何かない限り日本には帰ってくるな、とお兄ちゃんからそう言われ、家族に見送られて韓国へ戻ってきた。韓国ではメンバーが卒業のお祝いをたくさんしてくれて、ミンギュには最後の最後までなぜ制服を持って来なかったのかと言われた。

MG「今日も疲れたー！」
SG「ご飯食べよ！ご飯！」
DK「何食べる？」
DN「ヌナ！何が食べたいですか？」
『え、なんだろ…。お腹空きすぎてお腹に入るならもはやなんでも良いんだけど』
MG「分かる！チキンにしよ！今日こそチキン！」
DK「賛成！」

弟組で盛り上がっていると、ソクミンの肩を組むようにしてスンチョルが隣に並ぶ。

SC「俺らの弟たちはお兄ちゃんの意見なんて全無視なんだな」
SG「ヒョンもチキンでいいでしょ？」
SC「良いんだけどさ」
DN「はーい！決まり！行きましょう！」

練習終わりには基本的にみんなでご飯を食べに行くのが当たり前になっていた。大体メニューを決めるのはミンギュかスングァン、たまにソクミンだ。

*

SG「あー！今日もお腹いっぱい！」
HS「ジフナ、今から行くの？」
WZ「ああ。いっしょにトレーニングしに行くか？」
MG「あれだけ動いた後に行くの…？ヒョン、身体おかしくなっちゃうよ」
WZ「大丈夫だよ」
HS「俺も最近食べすぎたから、運動してくる」
WZ「おお！珍しい」
HS「今日はそんな気分なの」
WN「俺はパス。PC방(ネットカフェ)でも行こうかな」
MG「俺も、そっちに付いてこ」
JH「俺も行く」

自然と運動組とそうではない組で分かれていて、ジフンとスニョンは「俺らだけだね」と言いながらジムに向かって行った。

SC「お知らせだけど、学生組はここで帰宅な」
MG「え、じゃあ、俺もじゃん」
DK「僕も…」
WN「2人ともバイバイ」

名残惜しそうなミンギュはチャンに首根っこを掴まれて宿舎に引っ張り帰らされていた。残念、ミンギュにソクミン。また来年だね。