Who am I ? (ページ27)

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(2014年)

夏休みに入った。夏休みに入る少し前、8月に今のSEVENTEEN候補生でコンサートをすることが発表された。夏休みや冬休みなどの長期間の休みの時だけはテストの点が良ければ、韓国で毎日過ごすことをこの3年間許されてきた。特に今年はコンサートがあると聞いてより一層学校のテストを頑張った。特にリスニング、ジスのおかげでテストの点はすごく良かったし、お母さんもご機嫌だったから韓国にも快く送り出してくれた。

この2週間。関係性が大きく変わったのは特に95年組の3人だ。何かと気にかけてくれるようになったこと、それからオッパと呼ぶようにと言われて(ジョンハンが半ば強制的に決めたのは秘密)、そう呼ぶようにもなった。またSEVENTEEN TVを配信する時にお兄さん達はわたしをカメラ前によく呼ぶようにもなった。

ただ相変わらずジフン、ウォヌ、スニョンの3人とそれからハンソルとはあまり絡むことは少ない。それでもレッスン中に歌の指揮を取るのはジフン、ダンスの指揮を取るのはスニョンであって2人から注意を受けたり、逆にアドバイスを受けることは多い。2人とも的確なアドバイスと注意だから、本人たちに伝えることは出来ていないけど尊敬しているのは事実だ。

JH「Aヤ～！まだ1人で向こうの寮に居るの？」
『そういうオッパは、実家にいることも多いでしょう？』
JH「スンチョリが拗ねちゃうよ」
SC「なんでだよ」
MG「そうだよ、A！俺そろそろ寂しいんだけど？」
『何が寂しいの？毎日会ってるじゃん』
MG 「나 민규 선배님인데(俺、ミンギュ先輩なんだけど)?」
『응, 그래서(うん、それで)?』
MG「ミョンホヤ〜！Aが冷たい！」
MH「いつものことじゃない？」

ふと視線を感じて、目を上げるとウォヌと目があった。と思えばすぐに視線を逸らされる。

SC「はいはい。練習始めるぞ」
「「はーい！」」

スンチョルがひとつ手を叩くと、みんな伸びやストレッチをして自分たちの立ち位置に付いた。