debut 0122 ページ27
2020年1月22日―。
ついにこの日が来た。
Snow Manになって、嵐としても活動してたせいかデビュー発表してからは本当にあっという間だったなぁ。
嵐としてのデビュー、ソロアイドルとしてのデビュー、そしてSnow Manとしてのデビュー。
三回目だけど今までの二回とは比べ物にならないほど大変だった。
まぁ嵐とソロのデビューは私も小さかったし正直良くわからないうちに時が過ぎたっていう感じだったけど。
けど今は違う。
自分にのしかかる重圧、責任、期待…。
すべてがひしひしと多方面から伝わってくる。
SNSに溢れかえる批判の声とそれを擁護してくれるファンのみんなの声、そしてそこから始まる論争。
見たくなくても、見ないようにしててもこの情報社会で完璧に遮断するなんてことは無理なわけであって。
はたして…誰か一人でも心の底から私の加入を喜んでくれた人なんているんだろうか？
そんなことを楽屋で一人で考えていると、なんだか頭にモヤがかかっていくような変な感覚に陥る。
なんでこんなにナイーブになってるんだろ。
疲れてんのかな？ストレス？プレッシャー？
けどそんなときふと気付いた。
あぁ、違う。
今考えるべきはそんなことじゃない。
またここから前に進むしかないんだ。
引っ張っていかなきゃ、今度は私が。
テレビの経験なんてこのグループでは飛び抜け
て私が多い。
デビューの経験だって、普通何回もしないけど私はもう三回目。
この9人を上に引っ張っていってあげなきゃいかないんだ。
私にできるかな？じゃない。
やろう、やってやろう。
胡桃沢A、必ずSnow Manをてっぺんまで押し上げてみせる！
パンッと気合を入れる意味で両頬を軽く叩くと横に座っていたふっかにぎょっとした顔で見られた。
深澤「え、何急に？どうした？」
『いや、なんかふっかみたいに顔大きくなってたらどうしようかなって思って…。』
ラウ「Aちゃんは小顔だよ、今日も可愛い！」
そう言いながら私の膝の上に向かい合って座ってそのまま抱きついてくるラウちゃん、ちょっとあなた、どこでそんなあざとい女子みたいなこと覚えたの？
渡辺「あ！それはずるい、退いて！俺もAのこと抱きたい！」
宮舘「いや翔太、なんかそれだとやばく聞こえるよ？」
目黒「Aちゃんこっち来て！ほら！おいで！」
そういってめめは私に両腕を大きく広げてくる。
なんか私、今日もモテモテだね、なんて。
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水無瀬 - 面白くて大好きです！ (2022年11月28日 23時) (
レス) id: 9538e2961f (このIDを非表示/違反報告)
あやん(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて、好きな内容展開の作品なんですけど、続きを更新する予定って…あったりします？ 楽しみにしてるので機会があれば頑張ってみて下さい！ (2020年10月10日 23時) (レス) id: 28003b6fd1 (このIDを非表示/違反報告)
まろんちゃん(プロフ) - 黎音さん» 一箇所間違えていたようですね。ご指摘ありがとうございます。 (2020年3月30日 17時) (レス) id: 88c04cb5a4 (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 阿部ちゃんのべは倍じゃないですよ名前を借りてるなら間違えないであげてください (2020年3月30日 17時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
まろんちゃん(プロフ) - ribonさん» そう言っていただけてものすごく嬉しいです！本当にお話を書くのは初めてなので手探りな部分が多いですが、これからもよろしくお願いします！また読みに来てください！ (2020年3月29日 14時) (レス) id: 88c04cb5a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろんちゃん | 作成日時：2020年1月14日 12時
