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弐 ページ3
− ある朝の日 −
いつも
通勤時間で賑わう駅
会社や学校へ行く人
どこかへ出掛ける人
たくさんの人が電車へと乗り込む
皐月もまた おなじだ
しかしマイペースな皐月は
時間を気にすることはなく
いつもの発車時刻になっても
布団の中にいた 。
『さぶっ………』
季節は 冬 目前
朝方や夕方は少し冷えるようになった
「皐月?お母さん、出掛けるから」
部屋に聞こえる 綺麗な声 。
『………はいはい』
「どうせ今日も学校行かないでしょ」
親子とは思えない素っ気ない会話
『…あんたには関係ないよ』
「どーだか 。じゃあね 。」
たった少しの会話
そこから 始まる皐月の1日
『……行ってみっか…』
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作者名:ぱすてる | 作成日時:2017年10月8日 14時