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− ある朝の日 −

いつも

通勤時間で賑わう駅

会社や学校へ行く人

どこかへ出掛ける人

たくさんの人が電車へと乗り込む
 
皐月もまた おなじだ

しかしマイペースな皐月は

時間を気にすることはなく

いつもの発車時刻になっても

布団の中にいた 。

 『さぶっ………』

季節は 冬 目前

朝方や夕方は少し冷えるようになった

 「皐月?お母さん、出掛けるから」

部屋に聞こえる 綺麗な声 。

 『………はいはい』

 「どうせ今日も学校行かないでしょ」

親子とは思えない素っ気ない会話

 『…あんたには関係ないよ』

 「どーだか 。じゃあね 。」

たった少しの会話

そこから 始まる皐月の1日

 『……行ってみっか…』

惨→←壱



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作者名:ぱすてる | 作成日時:2017年10月8日 14時

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