ほいくえん ページ5
*
僕たち先生の朝は少し忙しい
子供達より早く来て、まずは掃除をする。
次に昨日当番だった人達が書いてくれている日誌に目を通す。
昨日は蓮くんご機嫌斜めだったらしいので、今日は気にかけてあげよう。
そんなこんなで、子供達が登園してくる時間になった。
校門前に立って、手を繋いで元気に挨拶してくれる子にあいさつを返したり。
すこしぐずってる子に声をかけて、お話してみたりして僕の朝のルーティンははじまる。
ふと、遠くに目をやるとめずらしくみんなでならんで手を繋いで登園してくる仲良し5人組。
真ん中で康二くんが辰哉くんと慎太郎くんの手を取ってお兄ちゃん2人が中を守ってる感じになっていて朝から微笑ましくなった。
ラ「康二くん、蓮くん、大我くん、辰哉くん、慎太郎くんみんなおはよう！みんなで登園なんて珍しいねぇ」
康「らうせんせおはよ！！せやねん、きょうはなぁ、たまたまなんよ！」
ラ「え、そうなの？じゃあみんな朝からラッキーだったね！」
京「ぼくたち、らっきーぼーい！」
辰･慎「らっきーぼーい！！」
北「ラッキーボーイはわかったからはやく入ってきな、」
京「わかったぁ、でねでね、」
康「きょうなぁ、みんなでなぁ。」
佐「こーじ、入ってって言われてるよ〜？いーの？」
優「大我もだよ。」
京「はぁーい、」
康「せやったぁ、らうせんせあとであとできいてな！」
ラ「じゃあ、みんながはやく準備終わったら聞こうかなぁ？」
北斗先生から声をかけられ、元気よく挨拶してもまだまだ喋り足りないみたいでみんなで喋ろうとしたのをお母さん達に止められてすこし落ち込みながら入っていくみんなを宥めて見送っていると亮平くんから声をかけられた。
亮「ラウ。あのさ、」
ラ「亮平くん、？どうしたの？」
亮「蓮が、昨日から元気無くて、原因が分かったら教えて欲しくて……」
ラ「もちろんだよ、！だから、亮平くんそんな暗い顔しないで？」
亮「えっ。そんなわかるくらいしてた、俺。」
ラ「うん。結構分かるよ。今日ジェシー先生居るから大丈夫。まかせてよ。」
亮「ん、ありがとう。」
朝見たよりかは少し元気になって帰って行った亮平くんを見送った後。
ジェシー先生に上手いこと聞いてもらうように頼んだ。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←たなかさんのいえ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 382人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りょう(プロフ) - ◎さん» ◎さん コメントありがとうございます！宮舘くんに関しては、次回先生として登場する予定です。前回のものに詰め込みすぎてしまうとごちゃごちゃになってしまうのではないかという観点から1人だけ登場を持ち越しさせていただきました。 (2022年9月22日 7時) (
レス) id: 3e78a8e018 (このIDを非表示/違反報告)
◎(プロフ) - シンプルな疑問なんですけどなんで宮舘くんだけ出てこないんですか？ (2022年9月22日 2時) (レス) id: d669e9b1cc (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - けーた。さん» けーた。さんコメントありがとうございます！頑張って書かせていただきますね！争奪戦はもう書けそうな気がするので人物全員出たら出しますね笑 (2020年11月7日 13時) (レス) id: 6529025ac0 (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - 新作のopenおめでとうございます^^大好きなnbab家族がたくさん見れる♪と嬉しくて。りょうさんの書かれる可愛い家族の物語、楽しみに追っかけさせていただきますね*ぱぱと子供たちのまま争奪戦！楽しみです〜 (2020年11月6日 8時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りょう | 作成日時：2020年11月5日 18時
