story96 ページ48
章大side
「これ、なに…？」
章「んーと、重湯とコーンスープと…
んー…これは何やろなぁ？」
今日から食事が再開。
っていうても
ドロドロの重湯からのスタート。
「……うっ……まず…(涙)」
章「そ、そんなことないって！
美味しい美味しい！」
「……あ、こっちはおいしい…^^」
重湯は"まずい"って顔をしかめてたけど
コーンスープは美味しいみたい。
この食事を食べて問題なかったら、
徐々にお粥の形態を
三分粥、五分粥、七分粥、全粥って
お米に近いものにしていけるから…
今はこれで我慢してや…。
決して美味しいとは
言えないメニューやけど、
久しぶりの口からの食事に
Aも嬉しそう。
章「おっ、すごい！
スープ完食やーん！」
重湯は残してもうたけど、
その他は完食。
お腹痛くなったり、吐いたりせぇへんか
気にして様子を見てたんやけど、
腸音もグルグル聞こえるし問題なさそう。
やっと、ここまで来たなぁ…。
章「吐き気とかせぇへん？大丈夫？」
「うん……大丈夫…^^」
イレウス管を抜いた直後は
グッタリしてグズグズやったけど、
今はだいぶ笑顔も増えて
本来のAに戻りつつある感じや。
「章ちゃん…」
章「ん？」
「…心陽に、あいたいな…。」
章「…っ…」
今までは自分のことで精一杯で
心陽の名前をほとんど口にせぇへんかった。
けど…今のAになら
心陽を会わせてもええかなって思える。
心陽も、もうとっくに限界を過ぎとるしな…
章「せやなぁ…
お鼻の管ないし、そろそろええかもなぁ…」
ほんまはもう少し
Aの体力が戻ってからにしようと
思うてたけど…。
章「マルと相談して
明日にでも連れてきてみるわ。」
「うん…」
.
次の日。
マルが心陽迎えに行って、
そのまま病院に連れて来てくれる
ことになってた。
Aと一緒に病室で待ってると、
"うぇ〜ん…"
「あっ…」
章「心陽の泣き声やな…」
何でか分からんけど泣いとるみたいで、
廊下からもう泣き声が聞こえてくる。
「何で泣いてるんだろう…」
心配そうに入口の扉を見つめるAは
もうしっかりママの顔で。
ガラッ
隆「はーい、心陽ちゃん到着〜
ほら、ママやで？」
心「うえぇぇぇんっ…ひっく…
ままっ…ままぁ〜っ!!(泣)」
「…っ…心陽っ……(涙)」ｷﾞｭｯ
約二週間ぶりの再会。
二人が抱き合う姿に
パパは感動してもうたわ…(涙)
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琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» こちらの気持ちまで、気にかけてくださってありがとうございます（泣）また(^-^)/ (2019年10月31日 10時) (
レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ありがとうございます！ これにまで返信頂けるなんてm(_ _)m『私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…』なんて…そう書いてくださって（泣）ありがとうございます！ (2019年10月31日 10時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 琴子さん» そんなに気になさらなくて大丈夫ですよ(゜゜;)！私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…。話せるときに、話せることだけで大丈夫なので。本当に気にしないでくださいね(>_<)！ (2019年10月26日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ゆっくりお話したいと思っているうちに日々過ぎてしまいました。内容の時間は過ぎてしまいましたがお送りしたいと思っています。お送りする時にまたお知らせします。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» おはようございます。（早くにすみません。）いいえ、ありがとうございます！そう書いてくださって嬉しいです…そして本当にごめんなさい…。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年7月7日 13時
