story93 ページ45
章大side
トントン
隆「はーいっ」
亮「失礼しまーす…」
章「亮！お疲れ^^」
少しすると亮も部屋に来てくれて。
汗に濡れたスクラブ姿のままで、
きっと仕事終わってから
急いで来てくれたんやなって。
「りょう、せんせ…(涙)」
亮「Aちゃん…遅なってごめんっ…
一番しんどいときに、
傍にいてやれんくてごめんなぁっ…」
イレウス管入れるとき
亮にも連絡してんけど繋がらんくて…
亮はその時来られへんかったこと、
責任感じてるみたいや…。
亮「…っ…チューブ入れるの辛かったやろ…
頑張ったんやなぁ…っ…(涙)」
「んっ…(涙)」
かなり弱ってるAを見て、
亮もこれでもかってくらい眉毛を下げて
泣きそうな顔しとる。
亮「…あれ、心陽ちゃんは？」
章「今ヨコちょと村上くんが
見ててくれとる。」
亮「そうなんや…
俺にもできることあったら言うてな？」
章「おん…ありがとう。」
亮は30分くらいAの部屋にいて、
「また来るな」って言って帰ってった。
その頃にはもうAの目も
とろんとしてきて…。
章「眠れそうやったらもう寝？(撫」
チューブの苦しさとか
寝てもうた方が楽やから。
「ん……しょうちゃん、かえる…？」
章「帰らんよ。ここにおるから安心し？^^」
今日はおれがここに泊まって、
Aが寝たらマルが心陽のことを
ヨコちょの家に迎えに行く。
もし夜中に目が覚めてもうても
おれはずっと一緒におるからな。
「しょうちゃん……て…(涙)」
章「ん、手ぇ繋いでような^^
おやすみ、A(撫」
手を握って頭を撫でてあげてると、
あっという間に夢の中。
眠れたみたいでとりあえずひと安心や。
章「頑張ったもんなぁ…疲れたよなぁ…(撫」
体力の消耗、相当激しいよな…。
章「マル…当直明けやのにごめんな。
疲れたやろ。」
隆「俺は全然大丈夫やで。
章ちゃんこそ、お疲れ様やなぁ。」
マルと話して早めに心陽を迎えに行って
休んでもらうことに。
おれも病院にあるシャワールームで
軽くシャワーをあびたあと、
小児科とかで親御さんが付き添う時に
使うベッドをAの隣に並べて
そこに横になった。
「んん……」
時々苦しそうに唸りながらも
眠れてる姿に安心して。
おれも疲れてたんか、
電気を消して目を閉じると
いつの間にか意識を失ってた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 556人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» こちらの気持ちまで、気にかけてくださってありがとうございます（泣）また(^-^)/ (2019年10月31日 10時) (
レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ありがとうございます！ これにまで返信頂けるなんてm(_ _)m『私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…』なんて…そう書いてくださって（泣）ありがとうございます！ (2019年10月31日 10時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 琴子さん» そんなに気になさらなくて大丈夫ですよ(゜゜;)！私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…。話せるときに、話せることだけで大丈夫なので。本当に気にしないでくださいね(>_<)！ (2019年10月26日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ゆっくりお話したいと思っているうちに日々過ぎてしまいました。内容の時間は過ぎてしまいましたがお送りしたいと思っています。お送りする時にまたお知らせします。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» おはようございます。（早くにすみません。）いいえ、ありがとうございます！そう書いてくださって嬉しいです…そして本当にごめんなさい…。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年7月7日 13時
