story85 ページ37
章大side
A、ほんまに不安が強く
なってもうてる。
おれらのちょっとした表情とか
言葉にすごい敏感になってるから…
余計な不安与えんようにせんと。
今の状況で最善の治療方法は
鼻から腸の閉塞部位まで
"イレウス管"っていう管を入れて、
そこから詰まってもうたものを
持続的に排出させる方法。
けどイレウス管を入れる処置は
相当な苦痛を伴うもので…
入れるときももちろん苦しい。
更に入れたあとも鼻や喉に
太いチューブがあたって、
痛みや苦しさが続くねん…。
章「はぁ…っ…(涙)」
Aには辛い治療になると思うと、
悔しくて涙が込み上げてくる。
隆「…章ちゃん。
俺も、一緒に手伝うから。」
章「マル…」
マルやって辛いはずなのに…
イレウス管入れた方がええって
分かってるんやけど、
なかなか決断できひんおれに
そう言ってくれる。
隆「…ほら！
イレウスの治療は
早ければ早い方がええんやからっ…」
章「おん…けど、ちょっと待って？」
イレウス管を入れるのは
苦しい処置やのに全身麻酔はかけれへん。
してあげれるのは意識がボーッとして
恐怖や緊張を取り除いてあげる
弱い鎮静くらい。
始まる前の怖い時間は減らしたげれるけど、
きっと処置が始まれば痛みと苦しさで
意識が覚醒してきて、暴れると思うねん…。
そうなったとき
当然押さえなあかんくなるんやけど…
Aが知らん看護師なんかやなく、
せめてAが知ってる人で
やってあげたい。
隆「…俺、信ちゃんと裕ちんに
連絡してみるな。」
章「ほなおれ亮とおーくらに
連絡取ってみるわ。」
．
忠「マル！！ヤス！！」
章「おーくら…っ…」
みんなに連絡してから
一番に駆け付けてくれたのはおーくら。
忠「Aちゃんイレウスってほんま？！」
章「おん…」
おーくらはイレウス経験者やから…
きっとおれらの中で一番
Aの苦しみを分かってあげられる。
忠「Aちゃん…」
「ｸﾞｽｯ…たちょ、せんせ…っ…(泣)」
忠「可哀想に…しんどいなぁ…っ…(撫」
「んっ…(泣)
たっちょんせんせ、も…
なったことある、って…(泣)」
忠「おん、あるよ。
ほんまに、めっちゃ辛かったもん。
よう耐えてるなぁ…っ…(涙)」
おーくらは確か…
発見が早かったから
絶飲食で様子見で良くなったんや。
治療のこと…Aにどうやって
説明したらええんやろか…。
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琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» こちらの気持ちまで、気にかけてくださってありがとうございます（泣）また(^-^)/ (2019年10月31日 10時) (
レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ありがとうございます！ これにまで返信頂けるなんてm(_ _)m『私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…』なんて…そう書いてくださって（泣）ありがとうございます！ (2019年10月31日 10時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 琴子さん» そんなに気になさらなくて大丈夫ですよ(゜゜;)！私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…。話せるときに、話せることだけで大丈夫なので。本当に気にしないでくださいね(>_<)！ (2019年10月26日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ゆっくりお話したいと思っているうちに日々過ぎてしまいました。内容の時間は過ぎてしまいましたがお送りしたいと思っています。お送りする時にまたお知らせします。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» おはようございます。（早くにすみません。）いいえ、ありがとうございます！そう書いてくださって嬉しいです…そして本当にごめんなさい…。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年7月7日 13時
