story68 ページ20
章大side
増「腰触るね。
僕の指だからびっくりしないでよ〜」
「…っ…(涙)」
片手でAの手を握って、
片手でただひたすら頭を撫でる。
章「A〜
検査終わったら二人でデートしよっか^^
マルと心陽に内緒で
美味しいもんでも食べに行こ？」
「……いいの…？(涙)」
章「ふふ、もちろんやん^^」
増「いいね〜Aちゃん。
検査頑張ったご褒美も、
何か買ってもらいなよ(笑)」
章「せやな〜
最近心陽のもんばっかで
Aのもん買うてへんもんな？
お洋服でも見に行こか^^」
「…っ…うん…(涙)」
そんな話をして
少しでも気を逸らしてあげつつ…。
増「消毒するからね、冷たいよ〜」
「…っ…(涙)」
ぎゅっ、とおれの手を握る力が強くなると
その度に胸が締め付けられる気持ちになる。
章「頑張れ、A…っ…」
「うん……頑張る…(涙)」
増「そしたら麻酔していくね。
ちょっと痛いけど、頑張って…」
「(ﾋﾞｸｯ)んっ…(泣)」
章「あっ…」
麻酔の針が刺さった瞬間、
Aの身体が大きくビクン、と動いて。
咄嗟に押さえようと思ったんやけど…
「…っ…ふぅー……(泣)」
増「うん、深呼吸上手にできてるよ〜」
最初に動いてまうことは
増田先生も予測済みやったみたいで。
冷静にAの様子を観察して、
落ち着いてからゆっくりお薬を入れてった。
(……ほんまや…固定なんて必要あらへん…)
Aはおれの手をぎゅっと握って、
もう片方の手は枕を握りしめて…
自分で上手に深呼吸しながら、
麻酔の痛みに耐えてる。
増「深いところ麻酔してくね。
また少し痛むよ〜頑張って…」
「うぅ…っ…(泣)」
初めて受ける検査の方が、
きっと怖いとか、痛いとか
上手に、素直に口に出せるんやと思う。
何度も経験してるからこそ、
いつどんな痛みが来るかとか
どのくらい痛いかとか分かってるから
余計に我慢してまうんやろな…。
増「はーい、麻酔終わり。
一回呼吸整えようか〜」
「はぁ……ふぅー…っ…(涙)」
増「…じゃあ、検査の針刺してくからね。
痛かったらすぐ教えてね〜」
「…っ…うぅっ…(泣)」
章「…っ…」
マルクの針って、こんな太かったっけ…
こんなんグリグリ刺して
痛くないわけないやんな…。
増「Aちゃーん、大丈夫かな？」
「…っ…う、ん…っ…(泣)」
章「…っ…(撫」
よう耐えてるわ、ほんま…。
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琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» こちらの気持ちまで、気にかけてくださってありがとうございます（泣）また(^-^)/ (2019年10月31日 10時) (
レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ありがとうございます！ これにまで返信頂けるなんてm(_ _)m『私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…』なんて…そう書いてくださって（泣）ありがとうございます！ (2019年10月31日 10時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 琴子さん» そんなに気になさらなくて大丈夫ですよ(゜゜;)！私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…。話せるときに、話せることだけで大丈夫なので。本当に気にしないでくださいね(>_<)！ (2019年10月26日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ゆっくりお話したいと思っているうちに日々過ぎてしまいました。内容の時間は過ぎてしまいましたがお送りしたいと思っています。お送りする時にまたお知らせします。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» おはようございます。（早くにすみません。）いいえ、ありがとうございます！そう書いてくださって嬉しいです…そして本当にごめんなさい…。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年7月7日 13時
