story878 ページ6
忠義side
忠「…出血は止まってるみたいやね。」
中にはかなり血が溜まっとったけど、
新たな出血は止まってるみたい。
忠「…ごめんな、ちょっとギューッてするで。」
「(ﾋﾞｸﾝｯ)痛っ…いたぁいっ…(泣)」
忠「痛いな、ごめんな…もう少しやから…」
血液と血腫を取り除いて、中を洗浄して…
忠「…切開したところ
2針だけ縫ったら終わりやからね。
もう絶対痛いことないよ。…よう頑張った。」
最後の処置をしてる間に
えらい静かになってもうたAちゃん。
章「…おーくら、血圧計借りてもええ？
A、意識失ってもうた…っ」
忠「っ、…うん…」
…頑張らせすぎた、よな…。
章「…あー、血圧低いなぁ…
昨日も眠れてへんし、限界やったんやろな…」
忠「…ごめん、ヤス…っ…」
章「なんでおーくらが謝るん！
おーくらも辛かったよな。ごめんな…っ」
忠「んーん……
一番辛かったんは、Aちゃんやから。」
縫合して、最後にもう一度消毒して、
軽くガーゼで覆う。
タオルを取ってスカートを戻してから
イスを戻した。
忠「Aちゃん……」
イスの上でグッタリするAちゃん。
忠「とりあえずベッド運ぼか。」
章「待ってAパンツ穿いてへんっ…」
忠「…横にならせてから穿かせたげよ。」
スカートがめくれへんように配慮しつつ、
Aちゃんの身体をそっと抱き上げる。
ほんまはヤスの役目やろけど…今くらいええよな。
忠「よいしょ……」
起こさへんように慎重にベッドに降ろす。
忠「ヤス、下着穿かせてあげて？」
章「……いや、おーくらがやって。」
忠「…何で？」
章「……今回おれ、直接は診察してへんから。
いくら寝てる間とはいえ
二人になんて、見られたくないやろ。」
忠「…せやな。」
ヤス、ほんまAちゃんのこと
大事に想っとるよな。
嫌がることはしたくない、って
ヤスの優しさがにじみ出とる。
忠「…Aちゃん、ごめんな。
下着穿かせるで。」
…起こさへんように、そっと。
スカートを戻して、掛け布団をかけた。
忠「…よう頑張ったな(撫」
涙の跡がたくさん残るほっぺたをそっと撫でる。
章「…自然に起きるまで
寝かせといてあげたいんやけど…ええかな？」
忠「もちろん。
ちょこちょこ様子見とくから心配せんで。」
章「…ありがとう。」
この状態でAちゃんの傍から離れるの、
心配よな…。
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りり - リクエストします ママが妊娠して出産するところまで見たいです (2023年3月31日 9時) (
レス) @page50 id: 1bce1dadc2 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - お久しぶりです。長くなりましたのでボードお邪魔しました。お時間ある時にお願いいたします (2023年3月13日 21時) (レス) id: 77a13ab7b6 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 先生方は膀胱鏡や肛門周囲腫瘍の治療、意識ありの尿カテのお話が見たいです！よろしくお願いします！！ (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: c99e22a011 (このIDを非表示/違反報告)
あや - いつもお話楽しく見させていただいています！ママが事故にあってしまい、足の激痛リハビリを受けるお話を見たいです！また、イレウス管や卵管通水検査、経膣エコー、腎生検、骨折徒手整復、胸腔ドレーン、気管支鏡、脱臼のお話を見たいです。 (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: c99e22a011 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - あまりのぐずぐず具合にちょっと困りながらも、村上先生持ち前のトーク力？説得力？を存分に発揮してる所を見たいです！ (2023年3月9日 15時) (レス) id: 034d4371b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2022年11月19日 18時
