story901 ページ29
隆平side
「うっ……おぇっ…(泣)」
何とか頑張って飲み進めてくれたAやけど
ほんまにもう限界なんやろう。
吐きそうになってもうて…
隆「…今どのくらい？」
「っ、…(泣)」
指さしたのは薄っすら色のついた状態。
まだ完全に透明ではないけど…
隆「…章ちゃんに、もう病院行っていいか
確認してみるね。」
もうこれ以上は…頑張れそうにない。
隆「……もしもし、章ちゃん？
あんなぁ、Aやねんけど………」
章『……うん、わかった。
もう、厳しそうやね。
落ち着いたら病院向かって来てええよ。』
隆「ありがと。…ほな、あとでね。
…A。もう飲むのやめていいって。
お腹落ち着いたら病院向かおな。」
「っ、…うん……(涙)」
ここまで来たら
はよ終わらせてしまいたいよな…。
·
·
隆「…章ちゃん。」
章「マルっ……
っ、…A〜お疲れ様。頑張ったね(撫」
「…っ、…(泣)」
章ちゃんの顔を見た瞬間、
一度止まってた涙がポロポロ。
章「よしよし……しんどかったね。
もう大丈夫。検査終わらせちゃおうね。」
Aの手を引いて内視鏡検査検査室へ。
章「…ここで下に着てるもん脱いで
このズボン履いてね。
先に、中に行ってるから。
着替え終わったらおいで？」
「っ、…ん…(泣)」
章ちゃんと一緒に先に検査室の中へ。
しばらくすると着替えを終えたAが
恐る恐る顔を覗かせた。
章「ここに横になろうね。」
「っ、…(泣)」
検査台を前にして固まってもうたけど…
少しすると覚悟を決めたみたいで、
自分からゆっくりと横になってくれた。
章「…ブランケットかけるね。
マル…ルート取ってもらってもええ？」
隆「うん…。
A？眠くなるお薬入れるために
一回だけチックン頑張るで？
痛いのはこれで終わりやから、頑張ろな。」
「…っ、…(泣)」
もう抵抗する気力も残ってないみたいで…
ポロポロ泣きながら、されるがまま。
隆「ごめんなぁ、チクッとするで？」
「(ﾋﾞｸｯ)いっ…！いたいっ…(泣)」
隆「ごめんなぁ、痛いなぁ……
よし、頑張った〜痛いの終わりやで〜」
「っ、…ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ…うえぇぇぇん…っ…(泣)」
隆「っ、…ごめんなぁ…」
点滴だけでこんなに泣くなんて…
あまりにもしんどくて怖くて、
泣くことしかできひんのやろうな。
もう、我慢の限界を超えとる、よな…。
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りり - リクエストします ママが妊娠して出産するところまで見たいです (2023年3月31日 9時) (
レス) @page50 id: 1bce1dadc2 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - お久しぶりです。長くなりましたのでボードお邪魔しました。お時間ある時にお願いいたします (2023年3月13日 21時) (レス) id: 77a13ab7b6 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 先生方は膀胱鏡や肛門周囲腫瘍の治療、意識ありの尿カテのお話が見たいです！よろしくお願いします！！ (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: c99e22a011 (このIDを非表示/違反報告)
あや - いつもお話楽しく見させていただいています！ママが事故にあってしまい、足の激痛リハビリを受けるお話を見たいです！また、イレウス管や卵管通水検査、経膣エコー、腎生検、骨折徒手整復、胸腔ドレーン、気管支鏡、脱臼のお話を見たいです。 (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: c99e22a011 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - あまりのぐずぐず具合にちょっと困りながらも、村上先生持ち前のトーク力？説得力？を存分に発揮してる所を見たいです！ (2023年3月9日 15時) (レス) id: 034d4371b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2022年11月19日 18時
