story891 ページ19
隆平side
隆「…はい。」
◆「あの…心陽ちゃんなんですけど、
ずっと泣いてて…」
…やっぱりそうか(汗
◆「一度、ご家族の人に会ったことで
寂しくなっちゃったみたいなんです…」
隆「…心陽ちゃんは今どこに？」
◆「向こうでお友達と一緒にお絵描きしてますけど…
クレヨン持ったまましくしく泣き続けて
ちょっと、可哀想で…」
隆「そうですよね…」
◆「普段は全然こんなことないんですけど…」
…多分、内科検診するって言われて
ほんまに怖かったんやろう。
そんな中で、俺がおったもんやから…
甘えたいモードが発動してもうてんな。
隆「…ちょっと妹に電話してみますわ。」
このまま放っておいて帰るなんてできひん…。
隆「……あ、もしもしA？」
『隆くんっ…どうしたの？』
隆「あのなぁ……」
事の経緯を、簡単に話す。
『……分かるなぁ。
隆くんに会えて安心したんだね。』
隆「あまりにも可哀想でさ…
このままにして病院戻れへんくて…
Aが良ければ、病院戻る前に
家に連れて帰ろかなって…」
まだ仕事があるから
どっちみち俺は一緒におれへんのやけど。
せめてママと一緒におれたら
少しは落ち着くんちゃうかなって。
『うん、いいよ。心陽の気持ちも分かるし…』
隆「ごめんなぁ…」
電話を切って、保育園の先生に事情を話し
心陽ちゃんのところへ。
隆「…っ、…」
心陽ちゃんはテーブルにうつ向いて座ってて
見るからに元気がなくて…
隆「…心陽ちゃん。」
心「っ、…！りゅうくっ…！(涙)」ﾀﾞｯ
俺の姿を見つけると、
すぐに走って抱きついてきた。
隆「よいしょ〜」
その小さな身体をひょいと抱き上げると
さらにギューッてしがみついてくる。
隆「ごめんなぁ…一緒にお家帰ろな(撫」
保育園の先生に謝罪と、さよならをして。
車に乗せて自宅に向かう。
隆「…ただいまぁ。」
ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
「おかえり〜^^;
ごめんね、隆くん…お仕事中なのに…」
玄関まで迎えに来てくれたAも
困ったように笑う。
隆「んーん、大丈夫やで。
…心陽ちゃん。
隆くんこれからまたお仕事やねん。
帰るまでママとお家で待ってて？(撫」
心「やっ……りゅーくんと、いっしょ…(涙)」ｷﾞｭｯ
「…保育園で隆くんと会えたことが
よっぽど嬉しかったんだね。」
隆「ごめん…こんなんなると思わんくて…」
…どないしよう、この状況。
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りり - リクエストします ママが妊娠して出産するところまで見たいです (2023年3月31日 9時) (
レス) @page50 id: 1bce1dadc2 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - お久しぶりです。長くなりましたのでボードお邪魔しました。お時間ある時にお願いいたします (2023年3月13日 21時) (レス) id: 77a13ab7b6 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 先生方は膀胱鏡や肛門周囲腫瘍の治療、意識ありの尿カテのお話が見たいです！よろしくお願いします！！ (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: c99e22a011 (このIDを非表示/違反報告)
あや - いつもお話楽しく見させていただいています！ママが事故にあってしまい、足の激痛リハビリを受けるお話を見たいです！また、イレウス管や卵管通水検査、経膣エコー、腎生検、骨折徒手整復、胸腔ドレーン、気管支鏡、脱臼のお話を見たいです。 (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: c99e22a011 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - あまりのぐずぐず具合にちょっと困りながらも、村上先生持ち前のトーク力？説得力？を存分に発揮してる所を見たいです！ (2023年3月9日 15時) (レス) id: 034d4371b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2022年11月19日 18時
