story886 ページ14
章大side
『すいませーーん！こんばんはーー！』
章「？？」
「誰……？」
玄関の方から聞き慣れない声がして
思わずAと顔を見合わせる。
章「…え？！マル？！」
「隆くん？！大橋先生…っ！」
ちょっと警戒しつつAと一緒に玄関に向かうと
どこかで見たことあるような男の子に
支えられながら立っとるマルの姿。
慌てて駆け寄って
マルを玄関の上がり元に座らせる。
大「Aさんっ！お久しぶりです！
…安田先生、ですね。消化器内科の…
僕、研修医の大橋和也といいます。」
章「あぁ…君が大橋くん。」
大橋くんか小児科にいる間、
“今研修に来てる子、めっちゃええ子やねん！”
ってマルが嬉しそうに話してたっけ…。
章「これは……どういう状況？
マル、どないしたん？」
隆「ごめ…っ…章ちゃん……っ…
大丈夫、やから……っ…」
章「…何があった？」
大「今日、丸山先生とご飯食べる約束しててっ…
僕が、悩み事あるって言うたから
丸山先生、体調悪かったのに
無理して来てくださったみたいでっ…
焼肉屋のトイレで、戻してもうて…
ほんま、すいません…っ…」
隆「っ、…大橋くんは、悪ないからっ…」
マルが、“大橋くんのこと責めんといて…”
って目でおれを見てくる。
なるほどな…おおよその状況は掴めた。
章「…大橋くん。
誰も君のこと責めたりせーへんよ。
連れて帰って来てくれてありがとうね。」
大「いえ…っ…」
章「悪いんやけどさ、
マル部屋に運ぶの手伝ってもろてええ？」
大「はい！もちろんです！」
二人で支えながらマルの部屋へ。
隆「っ、…大橋くん……っ…
もう、大丈夫やから……
ごめんな…ありがとお…っ…」
大「丸山先生…っ…」
章「……マル、上着脱いで？
とりあえず、楽な服装に着替えようか。」
隆「うん……」
章「…大橋くん、
ちょっと部屋の外で待っててくれる？」
大「っ、…わかりました…」
マルも、後輩に弱ってるとこ
あんま見せたくないやろしね。
大橋くんおったらこれ以上心配かけへんように
大丈夫大丈夫って無理してしまいそうやから。
章「ご飯行く前から体調悪かったん？」
隆「ん……何か胃の調子が悪くて…っ…」
章「それで焼肉とビールはあかんなぁ(笑)」
隆「せやなぁ……あかんかったなぁ……」
…まぁ、多少無理してでも
大事な後輩くんの話を聞いてあげたかったんやろな。
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りり - リクエストします ママが妊娠して出産するところまで見たいです (2023年3月31日 9時) (
レス) @page50 id: 1bce1dadc2 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - お久しぶりです。長くなりましたのでボードお邪魔しました。お時間ある時にお願いいたします (2023年3月13日 21時) (レス) id: 77a13ab7b6 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 先生方は膀胱鏡や肛門周囲腫瘍の治療、意識ありの尿カテのお話が見たいです！よろしくお願いします！！ (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: c99e22a011 (このIDを非表示/違反報告)
あや - いつもお話楽しく見させていただいています！ママが事故にあってしまい、足の激痛リハビリを受けるお話を見たいです！また、イレウス管や卵管通水検査、経膣エコー、腎生検、骨折徒手整復、胸腔ドレーン、気管支鏡、脱臼のお話を見たいです。 (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: c99e22a011 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - あまりのぐずぐず具合にちょっと困りながらも、村上先生持ち前のトーク力？説得力？を存分に発揮してる所を見たいです！ (2023年3月9日 15時) (レス) id: 034d4371b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2022年11月19日 18時
