story517 ページ33
忠義side
ちょっとだけ泣かせてもうたけど
採血は問題なく頑張ってくれた。
忠「結果出るまで時間かかるから…
今日はこれで終わりな。
また明日、ママと一緒に来れる？」
心「ん……」
忠「学校終わった後やから夕方やね。
待ってるからな^^」
心「………」
さっきの…内診の話した時から
ずっと口数の少ない心陽ちゃん。
よっぽどのことがない限りは
今日やるつもりはなかったんやけど…
「心陽。
今日はもう終わりでいいって。帰ろう？」
心「………」
Aちゃんが声をかけても
イスから立ち上がろうとせーへん。
心「……たっちょん…」
忠「ん？どうした？」
心「っ…検査……する……(涙)」
忠「えっ……検査って、内診のこと？」
心「………(涙)」ｺｸﾝ
忠「いや、今日やらんでも大丈夫やで？
無理して頑張ろうとせんでええよ？」
心「っ…だって…ｸﾞｽｯ…
手術とか、なったらやだもん…っ…
ママも、高校生のとき頑張れたんだから…
私も頑張る…(涙)」
「っ…心陽……」
きっと、Aちゃんから聞いた体験談が
心陽ちゃんに響いてるんやろう。
頑張りたい、って気持ちは無駄にしたない。
忠「ほな…いけるとこまで頑張ってみよか？
途中でやっぱ無理ってなったら
我慢せんとすぐ教えてな？」
心「うん……(涙)」
忠「…Aちゃん。
内診の準備分かるよね？
心陽ちゃんと一緒にお願いしてええ？」
「う、うん…」
Aちゃんも、まさか心陽ちゃんが
そんなこと言うなんて思ってなかったのか
びっくりしとるみたい。
…もし、途中であかんくなったら
その時はすぐ止めてあげよう。
Aちゃんと心陽ちゃんが
検査室に向かって行って、
しばらく待ってると
Aちゃんだけ戻ってきて。
「たっちょん先生……準備できました…」
忠「お、ありがとう。
Aちゃん看護師さんみたいやな(笑)」
まぁ、頼んでるのは俺なんやけど(笑)
「ねぇ……心陽、大丈夫かな…？」
忠「…あかんそうやったらすぐ止めるよ。
せっかく頑張ろうって思ってくれてるからさ。
ちょっと応援してあげようや^^」
「うん…」
忠「俺、こっちから行くから。
Aちゃんは心陽ちゃんの傍に
おっててあげてな。
もし、顔色悪くなったり
過呼吸起こしそうになったらすぐ教えて。」
「わかりました…」
さて…どこまで頑張れるかな？
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∞ゆず丸∞(プロフ) - りのさん» お読みいただきありがとうございました！そう言っていただけて嬉しいですー(><)！これからもお付き合いよろしくお願いします！ (2021年3月1日 20時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - nさん» お読みいただきありがとうございました！他の方にも何度かお返事してるんですが、今の所心陽ちゃんの他に子供を増やす予定はありません…。もし書くとしたらこのお話を閉じる時…一番最後かなぁと思ってます(._.)申し訳ありません…。 (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まっしゅさん» まっしゅさんいつもお読みいただきありがとうございます！高校生編、手探りでの更新でしたが、楽しんでいただけたようで安心しました(><)これからもぜひよろしくお願い致します(^^)！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - もう！読んでて最高でした！！続きも楽しみです！ (2021年3月1日 2時) (レス) id: 05415d43eb (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 高校生の心陽ちゃんも可愛かったです！幼稚園児になってからでも、いつでもどのタイミングでも構わないのですが、心陽ちゃんに妹・弟が出来て嫉妬(?)赤ちゃん返りしちゃう心陽ちゃんがいたら可愛いなあと思ってます。いつも素敵なお話ありがとうございます。 (2021年2月28日 2時) (レス) id: aceea15e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年1月11日 21時
