story37 ページ38
章大side
……これは、どういう状況や…？
「あっ…章ちゃん、おかえり…^^」
心「ふぇ…っ…(泣)」
裕「すまんな、ヤス。」
章「いや、全然ええねんけど…」
急変した患者さんもとりあえず落ち着いて、
残りの処置を後輩に引き継いで
急いで耳鼻科の外来へ戻った。
そしたら心陽はええ子にベッドに寝て、
もう麻酔をしてる最中。
「見て、章ちゃん。
心陽、すっごくお利口さんなの…^^」
ヨコちょが言うには、
お耳に麻酔のお薬を入れたときも
泣きはしたけど
動かんとじっと我慢してた、って…
まさか、
そこまで進んでるとは思ってもいなくて
正直びっくりしてもーた。
心「んっ…ぱぱぁ…っ…(泣)」
章「心陽…すごいなぁ、偉い偉い^^(撫」
必死にちっちゃい手を伸ばしてくるから
その手をぎゅっと握って、
同時にふんわりと頭を撫でる。
心「んっ…く…ふえぇ…っ…(泣)」
「ふふ…パパ来て安心したねぇ…
ずっと待ってたもんね…^^(撫」
…それは、Aもやろ？
章「A、ありがとうね。
ごめんな、一人にしてもーて…」
「…っ…ヨコちょ先生いたから、大丈夫。」
…またそんな強がって。
…まぁ、こんだけ弱ってる心陽の前やと
素直に甘えられへんか。
裕「…ほな人も揃ったし、
そろそろ麻酔もええ頃やろ。
…ヤス、ちょっとええ？」
章「なん？」
ヨコちょに手招きされてついて行けば
小さい声で言われたのが
裕「処置してるとこ…
Aちゃんに見せて大丈夫？」
"おそらくAちゃんにとっては
ショッキングな治療かもしれへんで"って。
章「…でもAは多分、
診察室の外で待ってて言うても
心陽の傍におるって言うと思う。」
この前の歯医者さんのときも
心陽の傍におれへんかったこと…
Aはすごく悔やんでたから。
章「おれが、ちゃんと
Aのフォローもするし、
ヨコちょは手元に集中して
くれたらええよ。」
Aにとっては刺激の強い
治療になるかもしれへんけど…
けど、必要なことやって
ちゃんと分かってほしいから。
裕「…分かった。頼んだで、ヤス。」
章「ヨコちょも…よろしくお願いします。」
みんなにとって辛い治療になるから…
ガシッと二人で握手して気合いを入れた。
章「A？今からちょっと
怖いとこ見せてまうかもしれへん。
それでも大丈夫？」
「……私は、大丈夫。」
…うん。強いママの目になったな。
ラッキーカラー
あずきいろ
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∞ゆず丸∞(プロフ) - ゆりちぱさん» ゆりちぱさんならきっと、私よりリアルに想像できちゃいますよね…(><) 緊張しちゃって常にバイタル異常出そうです…笑← (2019年7月4日 21時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - ゆぁぁぁぁあ！章ちゃん、やばいっすね、、今心臓ばくばくしてます笑笑こんなお医者さんいたらど緊張してしまいますね・・・笑 (2019年7月2日 21時) (レス) id: 6a5ff5c9be (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - そんなー！こちらこそありがとうございます（ ; ; ）癒されまくってますよ！！！笑 (2019年6月27日 21時) (レス) id: 6a5ff5c9be (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ゆりちぱさん» ゆりちぱさん…ご自身のことで大変な中、本当にいつもありがとうございます(;_;)最近安くんが出て来るお話書くときは、いかにゆりちぱさんに癒しをお届けできるかということで頭がいっぱいです(笑) (2019年6月27日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - じゅりさん» リクエストありがとうございます。子供を増やしてしまうと、これからのお話が作りにくくなるというか…書き分けできる能力が私にはないので、子供をこれ以上増やす予定はありません…ごめんなさい(;_;) (2019年6月27日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年4月7日 20時
