story22 ページ23
すばるside
す「…よし。
A〜大丈夫か？痛なかった？」
「…っ…(涙)」ｺｸﾝ
す「もう少しやからな。頑張れよ(撫」
「…んっ…(泣)」ｺｸﾝ
ほっぺたを撫でてあげると、
限界まで目に溜まってた涙が
一筋流れた。
す「今から抜いてくからな。
グリグリ押されたり、
引っ張られたりする感覚あって
怖いかもしれへんけど大丈夫やからな。
ちょっとしんどいけど頑張るんやで？」
「…っ…ｸﾞｽｯ…うぅ…っ…(泣)」
"まだ頑張らなきゃダメなの…？(泣)"
そんな声が聞こえてきそうな顔…
す「うん…
もう、めっちゃ頑張ってるよな。
Aが頑張ってること、
ちゃんと分かってるから。
でもな、もう少し頑張ってほしいねん。
泣いてええから、な。
もうちょい、辛抱できるか？(撫」
「ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…っ…(泣)」ｺｸﾝ
す「ん、偉いで^^
ほな最後、頑張ろな。はい、あーん。
ちょっとグリグリされる感じするで…」
「(ﾋﾞｸｯ)んっ!!んーっ!!(泣)」
親知らずを脱臼させるために、
歯茎と歯の間に器具を差し込んでグリグリ…
それは歯医者が苦手やない人でも
恐怖を感じるような嫌な感覚やから…
「んーっ!!やっ…ｸﾞｽｯ…やらっ…(泣)」
Aにとっては相当辛い時間やろう。
隆「大丈夫、大丈夫…っ…(撫
お鼻で深呼吸してごらん？」
「んっ…んっ……ｸﾞｽｯ…やぁっ…(泣)」
顔を動かそうとするAを
マルが優しく押さえてくれて。
す「…っ…ごめんな…頑張れ…」
…口腔外科専門のドクターならきっと、
あっという間に終わらせられるで
あろうところやと思う。
でも、俺は……
す「…っ…もう少し…」
なかなか親知らずを
脱臼させることができひんくて、
長い間ゴリゴリ、グリグリ…
章「A…っ…頑張れっ…(涙)」ｷﾞｭｯ
何してんねん、俺…って思うと
気持ちばかり焦って上手くいかへん。
やっぱりAを説得してでも、
口腔外科専門のドクターに
処置に加わってもらえばよかったんや…
なんて今更後悔してももう遅い。
す「ごめんなぁ…
ほんまに、後少しやから…
ちょっと引っ張られる感じするで？」
「(ﾋﾞｸｯ)んっ…あぁ…っ…(泣)」
す「…よーし、抜けた！」
おそらく、通常の倍くらい時間をかけて
やっと親知らずが抜けた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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∞ゆず丸∞(プロフ) - ゆりちぱさん» ゆりちぱさんならきっと、私よりリアルに想像できちゃいますよね…(><) 緊張しちゃって常にバイタル異常出そうです…笑← (2019年7月4日 21時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - ゆぁぁぁぁあ！章ちゃん、やばいっすね、、今心臓ばくばくしてます笑笑こんなお医者さんいたらど緊張してしまいますね・・・笑 (2019年7月2日 21時) (レス) id: 6a5ff5c9be (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - そんなー！こちらこそありがとうございます（ ; ; ）癒されまくってますよ！！！笑 (2019年6月27日 21時) (レス) id: 6a5ff5c9be (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ゆりちぱさん» ゆりちぱさん…ご自身のことで大変な中、本当にいつもありがとうございます(;_;)最近安くんが出て来るお話書くときは、いかにゆりちぱさんに癒しをお届けできるかということで頭がいっぱいです(笑) (2019年6月27日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - じゅりさん» リクエストありがとうございます。子供を増やしてしまうと、これからのお話が作りにくくなるというか…書き分けできる能力が私にはないので、子供をこれ以上増やす予定はありません…ごめんなさい(;_;) (2019年6月27日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年4月7日 20時
