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入学して1週間後。
由佳 「 図書委員死ぬほど人気じゃん。 」
『 めっちゃ楽そうだもんね〜。 』
由佳 「 あんたもちゃっかり名前書いてんじゃん。 」
『 当たり前じゃん。めんどくさいこと嫌い。 』
委員会決めの時間。
めんどくさいことが嫌いな私にとって、いかに楽な所に入れるかが勝負。
由佳 「 実行委員 志望者ゼロで死ぬ。 」
『 あんな忙しい委員会、2度とごめんだね。 』
由佳 「 思い出したくもないね。 」
去年は決めるのがめんどくさくて、余りものの実行委員に入ったんだけど、
うちの学校は学校行事にすごく力を入れてて。
だからこそ実行委員は雑用から前に立つ仕事 なにからなにまでやらないといけなくて。
先生 「 じゃあ、図書委員志望してるやつ多いから負けたやつは実行委員な〜。 」
『 …私の一年間がかかったじゃんけん。 』
由佳 「 だから私は倍率が低い保健委員。 」
「 あぶなかった〜。 」と呑気に先生の目を盗んでスマホをいじりだす由佳。
…くっそ絶対負けるわけにはいかないこの戦い。
『 …絶対勝つ。 』
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先生 「 じゃあ、佐藤。よろしく。 」
『 …。 』
由佳 「 盛大にフラグ立ってたもん。しょうがないね。 」
『 …私の高校2年生はおわった。 』
�眞� 「 佐藤顔死にすぎ(笑) 」
「 図書委員と迷ったけど、保健委員にしてほんと正解だったわ〜。 」なんて言って大あくびをかます�眞蓮�
ちゃっかり由佳と同じ委員会じゃん。いいなあ！！！！�眞呂里�せに！！！
�眞� 「 …絶対失礼なこと考えてるってわかるよ、俺。 」
『 …なわけないよね、だいすき�眞蓮� 』
�眞� 「 もうちょっと感情こめて？ 」
は〜。青春謳歌したかったのに…。
京本 「 A実行委員なの？俺もAと一緒がいい〜。 」
『 そんな理由で選ぶ委員会じゃないよ、実行委員は。 』
由佳 「 痛い目見るよ、京本。 」
先生 「 あと一人 男子でやりたい奴いないか〜。 」
京本 「 先生俺やるっす！！ 」
「わ〜い。Aと一緒だ〜。」なんてニコニコしてるきょも。
『 やだな〜、忙しいの。 』
京本 「 俺と一緒なら楽しいよ。 」
それとこれは話が別なんだぜ、坊ちゃん。
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作者名：結愛 | 作成日時：2022年3月21日 2時
