年下のくせに。 (ページ13)

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「じゃあ、Aバイト頑張ってね～！！」と楽しそうに出ていく3人。

ふん、別にいいもんね～だ。

高校一年生から部活には入らず、バイトの道を選択した私。

私のバイト先は学校と駅のちょうど真ん中くらいにあって、都合がいい。

個人経営の喫茶店なんだけど、店長もほかのバイトの人たちもすごくいい人ばかりで、

バイトがある日も別に憂鬱じゃない。

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『おはようございます～。』

店長「お、Aちゃんおはよう！」

温かい挨拶を受け取って制服に着替える。

ホールへ出ると、

「あ、今日から新しいバイトの子はいってくるらしいよ！」

と、バイトの子が言ってきた。「イケメンなんだって～！楽しみだね！」とわくわくしている。

田中「 …え！Aちゃんだ！」

声をしたほうを見てみると、私と同じエプロンを付けた樹くんがそこにはいた。

え、従業員用の扉から入ってきたってことは、

え、新しいバイトって、田中樹？

…まじかよ。