年下のくせに。 (ページ12)

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その日から、

田中「あ、Aちゃ～ん！！」

田中「ねえ、きょもとの距離近くない～！？」

田中「今度デート行こ！デート！！」

私を見つけるたびに絡んでくるようになった樹くん。

『 …うん、私先輩ね？』

田中「俺ならいいっしょ！」

『なんの根拠があって…？年下のくせに。』

田中「でた(笑)そればっかりじゃん(笑) 」

『事実だから言ってんだよ。』

「ひゃ～。Aちゃん怖い～。」なんて言いながら退散していく。

そんな日常。

『ねえ、樹くんどうにかしてくれない？』

由佳「私にも絡んでくるようになったけど手に負えない。」

髙地「樹、めんどくさいからね～。」

京本「パス。」

だからさ。私ら友達なんだよね？そうだよね？

由佳「てか今日カラオケ行こうよ。」

髙地「え、大賛成。」

京本「 Aは？？」

『 …今日バイトなんだけど、私。』

「じゃあ、Aはパスで3人で行こう～。」と言い出すきょも。

…もう一回聞いていい？私らって友達なんだよね？