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「あれ、ない…どこ置いたっけ。」
お風呂から出るなりパタパタと部屋中を駆け回る琳。
何かを探してクッションやらランチマットやらを手当り次第ひっくり返している。
「うそ、どうしよ…どこ」
dt「琳？どした？」
目に涙をいっぱいためて小さくなる琳を流石に放っておけなくて声をかける。
「ペンダントが、なくて」
dt「ペンダント？あぁ、いつも付けてる。」
琳が探しているのはペンダント。
確かにお風呂に入るときは錆びちゃうかもしれないからっていつも外してたな。
dt「お風呂場は見た？」
「見たけどなくて、、」
まさか冷蔵庫に…なんてことはあるわけもなく。
絶対に家の中にあるはずなんだけど、と途方に暮れていたそのときリビングの扉が開かれた。
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作者名：i | 作成日時：2021年9月12日 16時
