心配性28 ページ4
「それで……個性の話とは？？」
私が再び尋ねると、オールマイトは
ひと口お茶を飲んでから静かに話しだした
「君の個性は治癒だ、そしてもう一つの
個性が、個性強化だよな」
「はい」
「それがどういうことを意味しているかわかるかい？？」
私はオールマイトが結局何を言いたいのか
まだ掴めず、何も言わずに首を傾げるだけだった
「恐らく君は、いいや、確実に命を狙われることになるだろう」
「命を…狙われる…」
唐突に話が重くなり、状況を飲み込めていない私にオールマイトはわかりやすく説明をしてくれた
・私の個性は類い稀で、ましてや2つ個性を
持っていることが知れ渡ったら更に危険だということ(治癒と個性強化)
・そしてその個性を手に入れるべく、多くの敵が私を利用しようとしてくるということ
「これから先、君はここにいるとより危険な目にあう可能性が高くなるかもしれない。
…これを聞いても雄英高校に残りたいと思うかい？」
「それでも…、
それでも私はここに残りたいです。
出久、かっちゃん、新しく出来た友達だっています。
それだけじゃない、私はオールマイトに
憧れてヒーローになりたいと思ったんです！
もしも、命を狙われたら…その時はなんとかします！…いや、戦って勝ちます！！」
私は思わず感情が昂り、つい早口でまくし立ててしまった
すると、クスリと笑ったオールマイト。
「君の、感情が昂ぶると早口で話すところは
緑谷少年にそっくりだな！！」
「い、いやぁ……なんだか恥ずかしいです」
『「………そして、負けず嫌いなところは
爆豪少年にそっくりだ」』
最後にぽつりと呟いたオールマイトがなにを言ったのか聞き取れず、私は聞き返したけれど
結局ニコニコ笑っているだけで教えてはくれなかった
すると扉の方を見たオールマイト
「これで話はおしまいだ！！
遅くなってすまないな！！爆豪少年！」
「…………え？？かっちゃん？！」
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みりん(プロフ) - 遙菜さん» 更新頑張ります…！コメントありがとうございます…本当に嬉しいです！ (2020年5月9日 16時) (
レス) id: 2621812226 (このIDを非表示/違反報告)
遙菜(プロフ) - 一気読みしました！おもしろかった(´`*) 更新してくれたら嬉しいです！！ (2020年5月7日 15時) (レス) id: 0ef8f55913 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 柊さん» ありがとうございます…すごく嬉しいです…！できるだけ更新頑張ります！！ (2020年1月10日 0時) (レス) id: 2621812226 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2020年1月9日 23時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2019年7月27日 1時
