気がついたら忍術学園の前でぶっ倒れてた件 (ページ9)

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なんかみんな怖い件ページ9

神瀬side

?「学園長先生。天女様をお連れいたしました」

?「うむ、入りなさい」

連れてこられたのは、他の建物から少し離れた庵だった

「「「「「「失礼します」」」」」」

あの六人が襖を開けて入っていく

でも、六人の後ろにいた私は庵の中に入る直前で動けない状態でいた

何故なら、

(殺気がヤベェし圧もヤベェ)

これ入った瞬間殺されるんじゃねぇかな……

しかも二、三人ってわけじゃねぇだろこれ

何人いるんだよこの中に

?「おや、天女様……入らないのですか？」

入口に一番近い人が話しかけてきた

……なんかみたことある顔だな

童顔で背の高い、黒の忍服の人……誰だっけか

『ｴｯ……ト、いや、そのぉ……』

?「どうしたのじゃ？早く入って来なされ」

『ｱｯ、ﾊｲ!!』

多分偉い人に入ってこいと催促された

この人も見覚えあるな……学園長だったっけ

ゔぅーーーーーーーー

入りたくねぇよーーーー

怖ぇよーーーーー

『……失礼します』

そう言い中へ入る

多分このお爺さんの前に座ればいいよな……？

緊張と恐怖でガチゴチの体を無理やり動かし、座布団に正座する

?「そう緊張なさらんでもよい。気楽な体勢で話を聞いてくだされ」

ニコニコと人当たりの良い笑みを浮かべるお爺さん

………………

なーーーーんか裏ありそうなんだよなぁ

私見てた忍たまこんな殺伐としてなかったし

初対面の、しかも曲者でもない私に殺気を向ける理由がない

やっぱなんか在ったんだろうな

『……お気遣い心より感謝申し上げます。少し緊張が解れました』

?「……そうか。それは良かった」

周りの人たちが目を見開き此方を凝視してくる

眼の前のお爺さんも少し驚いたような顔をした

なんか変なことしちゃったのかな……？

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今庵の中にいる人たちは

先生方全員と学園長、Aさんの後ろに六年生

Aさんに遠い所に女性の教職員がいます

入口近くにいたのは初恋キラーさんです

Aさんを見る目はﾀﾋんでますｺﾜ