気がついたら忍術学園の前でぶっ倒れてた件 (ページ5)

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彼らの様子がおかしい件ページ5

?「いや〜一般人に殺気を察せられるなんて私達もまだまだな！！長次！！！」

?「ﾓｿ」

性格が正反対だが仲の良さそうな二人が此方に向かってくる

…………

私を一般人っていうことは、やっぱり彼らも忍たまなのだろうか

まあ覚えてないんだけど

なんて呑気なことを考えていると

?「お、おいお前！」

と、髪型が茶筅に似ている子に話しかけられた

『？何でしょうか』

?「何故学園の前でウロチョロしていたんだ？」

そう問う彼の瞳は恐怖と怒りの色に染まっていた

他の五人も茶筅髪の彼の質問を聞き此方を見つめてくる

さっきよりも目の鋭さが増しており、

下手に答えたら一瞬にして首を掻っ切られそうだ

まぁ彼らから見れば私は不審者当然の行動ばかりしているし

警戒するのも無理はないだろう

その瞳に映る恐怖が私に向けられる理由は分からないが

今私にできることは事実を話すことだけだ

『し、信じてもらえるかどうかは分からないのですが、

実は目が覚めたらあの門の前でぶっ倒れていたんです』

………………？

彼らの目に焦りが混じっている

一体どうしたのだろうか

？「ﾓｿもしかして此処へいらっしゃる前は平成、若しくは令和という時代にいらっしゃいましたか……？」

……は？

何故彼がそんなことを知っているんだ……？

『……はい。私は令和の時代を生きていました』

素直に答えると、六人全員の顔が青ざめていく

何故、

何故彼らは私に怯えているんだ……？

いや、そもそも出会って直ぐもおかしかったじゃないか

何故彼らは出会い頭に襲ってきた……？

何故顔も知らない人間を殺そうとした……？

何故未来の元号をしっていた……？

何故平成や令和という元号に怯える……？

もしかしたら

彼らは未来人に怯えているのか？

でも一体何故

……私の前にこの世界に来た人がいたのか？

となると、この世界は……

私が知っている忍たまの世界ではない

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急にシリアスな展開

そして何も知らないところから天女の可能性を見出しているAさん。有能ですね

六年生が青ざめている理由は、全員実習から帰ってきたら
ぼろぼろになった後輩達が泣いていたり自分たちに怯えていたから

そして見たこともない奴が後輩を操って自分たちに攻撃してきたからです

トラウマになっているのですね