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side緑
「･･･で、隣を見たらいつもジェシーがいた」
「Hehe、気づいてた？」
「そりゃあね。･･･嬉しかったよ。あと、安心した」
「よかった。嫌かなとかちょっと思ったりもしたからさ」
「そんなわけない。･･･ジェシー」
「うん、なに？」
ジェシーの膝の上に置いていた手を両手でそっと握る。
俺の手をもう片方の手で優しく包み込んでくれた。
この温もりを、優しさを、俺は大事にしたいと思った。
「ジェシー･･･好きだよ。だから、俺でよかったら、付き合ってください」
「慎太郎･･･ありがとう。俺は慎太郎がいいんだよ。･･･一緒に幸せになろ」
「っ･･･うんっ」
「もう、泣き虫だなー。可愛いけどっ」
「うるさい･･･」
「Hehe。･･･好きだよ、慎太郎。大好き」
「俺も、大好き」
「ふふ、慎太郎、おいで」
ジェシーが腕を広げて待っている。
一度伝えた愛は、もう止まらない。どんどん堰を切ったように溢れていく。
今度はジェシーを想って、その胸に飛び込んだ。
背中に腕が回されて、強く抱き締められる。
体型的にガッシリしているのは俺なのに、ジェシーはずっと大きくて、温かかった。
・
1週間後。
つい最近まで北斗のことが好きだったなんて忘れるくらい、俺はジェシーにベッタリになってしまった。
ジェシーが俺に甘すぎるのがいけないんだ。なんていうのは言い訳だろうか。
とにかく今はジェシーのことが好きで好きで仕方ない。
仕事以外は片時も離れたくなくて、付き合い始めた次の日からもうジェシーの家での半同棲生活が始まっていた。
今日は先にジェシーが帰っているはず。
早く会いたい一心で仕事を終わらせて貰った合鍵で家に入ったら、丁度風呂から上がったところだったようで脱衣所から出てきたジェシーとぶつかりそうになった。
「わぁ！ びっくりした、HAHA！ おかえり」
「っ、ただいま」
髪の毛からは水が滴り落ちていて、上半身は何も身に纏っていなかった。
バキバキと言えるほどの筋肉はないとはいえ、帰宅早々彼氏のそんな色気しかない姿を見るのは心臓に悪い。
逃げるように寝室に入って着替えを済ませリビングに戻っても、まだその状態のままだった。
「ちょっと、早く服着てよ･･･」
「Hehe、俺の体見て興奮してんの？」
「っ･･･そ、そうだよ･･･悪い？」
「いや。むしろ嬉しい。ベッド行く？」
「･･･行く」
･･･俺はもう、完全にジェシーの虜だ。
Fin.
Ep.39「Don't go anywhere」黄×黒→←-3
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彩佑実(プロフ) - じゅったん狂さん» こんにちは。お待たせしました。先ほどアップさせて頂きました。よろしくお願いします。💙🖤また書きますね☺️ リクエストありがとうございました！ (2022年1月21日 19時) (
レス) id: ca4215401f (このIDを非表示/違反報告)
じゅったん狂 - 彩佑実さん» ありがとうございます😭 明後日楽しみに待ってますっ！！ これからもほくじゅりかいてほしいなぁとか思っちゃったり（（（殴 投稿頑張ってくださいねっ! (2022年1月19日 20時) (レス) id: ac82afbd90 (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - じゅったん狂さん» 愛読、コメントありがとうございます！ リクエストも嬉しいです☺️ リアル設定でしたら他の方から既に頂いているCPなので、明後日アップする予定で準備しています。それでも宜しければ、明後日までお待ち頂けると幸いです。よろしくお願いします😌 (2022年1月19日 9時) (レス) id: ca4215401f (このIDを非表示/違反報告)
じゅったん狂 - 初コメ失礼します！！主様の作品とても大好きです❤︎ 私自身ほくじゅり狂なので🖤×💙くんのお話書いてもらうことはできますか、、、？主様の都合に合わせてできればでいいので！！！！これからもお話楽しく拝見させていただきます！ (2022年1月19日 7時) (レス) id: ac82afbd90 (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - popti0409さん» こんにちは。お待たせしました。本日アップさせて頂きました！ よろしくお願いします☺️ (2022年1月18日 19時) (レス) id: ca4215401f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩佑実 | 作成日時：2022年1月10日 21時
