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side赤
俺よりも少し小さい身体で、強く抱き締めてくる大我。
俺も背中に腕を回して離れないようにきつく抱き着く。
「大我･･･会いたかった･･･」
「俺も、早くジェシーに会いたくて仕方なかったよ」
「っ･･･あ、舞台、お疲れ様」
「あ、うん、ありがと」
「･･･ねぇ、大我？」
少し身体を離して大我を見つめる。体のデカい俺ができる精一杯の上目遣いで。
舞台終わりで何時間と移動もして疲れていることは重々わかっているつもり。
でも、久しぶりに会った、電話の向こうでも画面の向こうでもなく俺の目の前にいる大我が、綺麗な瞳の中に俺だけを映す大我が、今はどうしても･･･ほしい。
そんな俺の想いが伝わったのか、小さくふっと笑った大我は俺の頬に片手を添えてチュッと唇にキスをくれた。
･･･まだまだ、足りない。
首にかけたままの手に少し力を入れたら、ゆっくりソファに組み敷かれながらまたキスが降ってくる。
徐々に深くなるそれに全身が熱を帯びていくのを感じて、視界もぶわっと滲み、溢れていく。
唇が離されて乱れる呼吸の中、涙を拭うように頬にキスが落とされた。
「ジェシー･･･愛してるよ」
「っ、おれも、あいしてる･･･」
すぐ戻るからと言って脱衣所に消えていく大我を、移動した寝室から見送る。
濡れた髪のまま一瞬で戻ってきた彼に縋るように手を伸ばし、頭のてっぺんから足の爪先まで、全身で大我からの大きすぎる愛を受け入れた。
・
朝目覚めて目を開けると、心地良い体温に包まれている。
やっといつもの朝が戻ってきたことが嬉しくて幸せで、その胸に顔を寄せた。
「ん･･･ジェシー？ くすぐったいっ」
「あ、起きた」
「おはよ。なに、どしたの」
「起きたら、大我がいたから」
「ふふ、そうだね。ちゃんといるよ」
「よかった。･･･もう俺を1人にしないでね？」
「うん、って言いたいところだけど、仕事なら無理だからなぁ･･･」
「んー、仕事でもやだぁ･･･」
「しょうがないでしょ〜そこは我慢してよ。でも、暫くはどこも行かないから、安心して」
「ほんと？」
「ほーんと。毎日ジェシーのとこに帰ってきて、毎日傍にいるよ」
「っ、うん･･･大我、好き」
「俺は、大好き」
その言葉に顔を上げると、長いキスをされる。
その後はまた大我の腕の中に収まり、今日は午後から6人での仕事だったことを思い出して、それまでもう一度2人で眠った。
Fin.
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彩佑実(プロフ) - じゅったん狂さん» こんにちは。お待たせしました。先ほどアップさせて頂きました。よろしくお願いします。💙🖤また書きますね☺️ リクエストありがとうございました！ (2022年1月21日 19時) (
レス) id: ca4215401f (このIDを非表示/違反報告)
じゅったん狂 - 彩佑実さん» ありがとうございます😭 明後日楽しみに待ってますっ！！ これからもほくじゅりかいてほしいなぁとか思っちゃったり（（（殴 投稿頑張ってくださいねっ! (2022年1月19日 20時) (レス) id: ac82afbd90 (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - じゅったん狂さん» 愛読、コメントありがとうございます！ リクエストも嬉しいです☺️ リアル設定でしたら他の方から既に頂いているCPなので、明後日アップする予定で準備しています。それでも宜しければ、明後日までお待ち頂けると幸いです。よろしくお願いします😌 (2022年1月19日 9時) (レス) id: ca4215401f (このIDを非表示/違反報告)
じゅったん狂 - 初コメ失礼します！！主様の作品とても大好きです❤︎ 私自身ほくじゅり狂なので🖤×💙くんのお話書いてもらうことはできますか、、、？主様の都合に合わせてできればでいいので！！！！これからもお話楽しく拝見させていただきます！ (2022年1月19日 7時) (レス) id: ac82afbd90 (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - popti0409さん» こんにちは。お待たせしました。本日アップさせて頂きました！ よろしくお願いします☺️ (2022年1月18日 19時) (レス) id: ca4215401f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩佑実 | 作成日時：2022年1月10日 21時
