Ep.15「Call my name」緑×桃 ページ33
リアル
・
side桃
「きょもー、今日これで終わりでしょ？ 俺も終わりだからさ、うちでゲームしよ！」
「うん、いいよ」
夜ご飯には少し早いかなという時刻、6人での取材の後、慎太郎が俺を家に誘ってくれた。
俺も彼も最近ハマっている新作ゲーム。早くやりたかったから、素早くメイクを落として着替えを済ませ、4人にお疲れの一言を告げて楽屋を出る。
慎太郎と一緒に移動車に乗り込み、うちに寄ってゲーム機を取りに行ってから慎太郎の家に向かった。
部屋に入るとラグの上に並んで座って早速ゲームを起動させる。
暫くは2人であーだこーだ言いながら楽しくやっていたんだけど、途中で慎太郎がゲーム機から手を離して俺の太ももに手を置いてきた。
突然のことで思わず身体が強ばる。
「し、慎太郎？」
「･･･大我」
「っ･･･なに」
慎太郎が俺を下の名前で呼ぶとき、それは何かしらのスイッチが入ったときだ。
例えば、キスがしたいとか、所謂イチャイチャがしたいとか。
目を見つめれば、もう完全に雄の顔。
「キスしたい。してい？」
「･･･んっ」
ほら、やっぱり。
返事をさせる気はハナからないのか、俺が言う前に手の中のゲーム機を奪って唇までも奪っていく慎太郎。
後頭部に手が回り、角度を変えて何度も重ねられる。
蕩けるような気持ち良さに自然と体から力が抜けていくと、油断した途端に口の隙間から舌が入ってきてあっという間に絡め取られた。
息継ぎも儘ならぬ状態で必死に付いていく最中に、ゆっくりとラグの上に組み敷かれる。
流石に息が苦しくて慎太郎の胸をトントンと叩けば漸く離れていった。
思いっきり息を吸い込んでは吐いて何とか息をしようとする。
「はぁ･･･はぁ･･･しんたろ、どしたの･･･」
「楽しそうな大我が可愛くて、つい」
「なに、それ」
「へへっ。晩飯もまだだけど、いい？ 俺もう止まんないや」
「ん。でもあっち、がいい」
「わかった」
俺の要望に慎太郎は俺の背中と膝裏に手を入れて横抱きで歩き、寝室のベッドの上にそっと下ろしてくれた。
腕はそのまま離すことなく回していれば、近距離で慎太郎が俺に覆い被さる体勢になって、触れるだけのキスが1つ落とされた。
慎太郎が何やら起き上がろうとするから手を離せば、自分の服に手をかけて上の服を全部脱いで床に投げ捨てた。
そして再び見下ろされて縮められた距離に俺はまた彼の首に手を回す。
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彩佑実(プロフ) - (かな名前)さん» コメントありがとうございます。パスワードを解読後、スクロールして頂きますと、下の方に◎と○の付いた文章がありそちらが条件となります。ご理解、ご協力頂いた後フォロリクを送って頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。 (2022年6月10日 19時) (
レス) id: ca4215401f (このIDを非表示/違反報告)
(かな名前)(プロフ) - コメント失礼します。Twitterの必読を見たのですが条件ってどこに書いてありますか？ (2022年6月10日 19時) (レス) @page49 id: 937383c613 (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - けーた。さん» けーた。さん、初めまして。コメントまで下さりありがとうございます。私も末ズのときの緑くんが好きなので早い段階で書こうと決めていました。楽しんで頂けてとても嬉しいです。不定期となりますが、これからも何卒よろしくお願いします:) (2021年11月30日 22時) (レス) id: 22c3e91f96 (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - 初めましてで失礼します。緑くんが絡むお話が好きでお邪魔しました。実は他に推しCPがあるのですが赤くんとの時は右側の緑くんすごく好きでして。お話、とても楽しませて頂きました。これからも素敵なお話楽しみにしています✻ (2021年11月30日 21時) (レス) @page8 id: 857c9b8bce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩佑実 | 作成日時：2021年11月27日 23時
