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side赤
「今日は本当にありがとうございました。支配人の田中樹です」
「料理を担当させて頂きました、松村北斗です」
「ルイス・ジェシーです。慎太郎がお世話になってます。こんなに美味しいイタリアン初めてです。ご馳走様でした」
「そう言って頂けて嬉しいです」
「･･･んもう、ちょっと、堅すぎ！」
初対面だから当然だけど畏まった挨拶をする俺たちに痺れを切らした慎太郎がそう言って笑えば、樹さんに声が大きい、いい加減直せなんて言われている。
ほんとに仲が良いんだなと長年の友情みたいなものを3人に感じて自然と頬が緩んだ。
「樹も北斗も、ほんとありがとね」
「全然、可愛い後輩の頼みとあらば。慎太郎が初めて連れてきた人がこんなイケメンで優しそうな人で、なんか安心したわ」
「そんな褒めないでください(笑)」
「もう、北斗初めてとか余計なこと言うなよっ」
「いいじゃん別に(笑)」
「嬉しい。今日初めてばっか、hehe。ありがとう」
「慎太郎、よかったな」
樹さんの言葉に薄暗い照明下でもわかるくらい耳を赤くして小さく頷く慎太郎が可愛くて、何だかこっちまで照れそうだ。
そろそろ戻らないとと言う2人にお会計しようとすれば既に頂いてますなんて言うから隣を見ると、してやったりな顔で俺を見ていた。
樹さんと北斗さんに改めてお礼を言って外に出る。
周りには運良く大して人がいなかったから、寒そうにしながら帰ろうと言う慎太郎の腕を引けばすっぽり収まった。
「ちょ、ここ外っ」
「慎太郎、ほんとありがとう。めっちゃ楽しかった」
「･･･俺もすごい楽しかったよ」
「最後に行きたいとこあるんだけど、ついてきてくれる？」
「え？ うん、いいけど。どこ行くの？」
「言わなーい」
困惑する慎太郎の手を引いて歩き出す。
調べてみたらここから1駅と少しの距離だったから、このまま街のイルミネーションを見ながら少し歩くことにする。
やがて到着した場所に慎太郎は少し緊張した様子を見せた。
チェックインしてその一室に入れば、目の前の窓ガラスの先に見えるのはこの街を一望できる綺麗な夜景。
繋いでいた手を離して窓に駆け寄りすげえとはしゃぐ君に、連れてきてよかったと胸を撫で下ろした。
窓ガラス越しに目が合った慎太郎に近づいて後ろから優しく包み込めば、その腕に手を置いてくれる。
「こんなサプライズ、聞いてない」
「Haha、そりゃあ、言ってないからね」
「景色、綺麗だね」
「うん」
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彩佑実(プロフ) - (かな名前)さん» コメントありがとうございます。パスワードを解読後、スクロールして頂きますと、下の方に◎と○の付いた文章がありそちらが条件となります。ご理解、ご協力頂いた後フォロリクを送って頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。 (2022年6月10日 19時) (
レス) id: ca4215401f (このIDを非表示/違反報告)
(かな名前)(プロフ) - コメント失礼します。Twitterの必読を見たのですが条件ってどこに書いてありますか？ (2022年6月10日 19時) (レス) @page49 id: 937383c613 (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - けーた。さん» けーた。さん、初めまして。コメントまで下さりありがとうございます。私も末ズのときの緑くんが好きなので早い段階で書こうと決めていました。楽しんで頂けてとても嬉しいです。不定期となりますが、これからも何卒よろしくお願いします:) (2021年11月30日 22時) (レス) id: 22c3e91f96 (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - 初めましてで失礼します。緑くんが絡むお話が好きでお邪魔しました。実は他に推しCPがあるのですが赤くんとの時は右側の緑くんすごく好きでして。お話、とても楽しませて頂きました。これからも素敵なお話楽しみにしています✻ (2021年11月30日 21時) (レス) @page8 id: 857c9b8bce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩佑実 | 作成日時：2021年11月27日 23時
