【ハイキュー】勘違い？本望です。

１２：夢の中Part２ ページ13

△孤爪視点▼



…前々から朝鈴サンには興味があった。



口調はアレだけど、ドリンク美味しいし、タオルふわふわだし。



中途半端なぶりっ子みたいな。



本当はどんな性格か知りたいって思った。



…今、そんな朝鈴サンが俺の肩に寄りかかって寝ている。



最初は別に気にはとめなかった。



だって、寝てるだけだし。



…けど今は涙を静かに流しながら寝ている。



…起こした方がいいよね？



『…おきて…おきて…朝鈴サン…おきて』



朝鈴「…研…磨…？」



何事も無かったかのように目を擦り、起きる朝鈴サン。



『…大丈夫？』



俺が問うと、朝鈴サンは頭にはてなマークを浮かべる



朝鈴「？どうして〜？」



『…寝てる時、泣いてた』



そう告げると驚きに表情が変わる。



本人は自覚がないみたいだ。



朝鈴「大丈夫だよ〜っ!!大量のお菓子に埋もれる夢見ちゃってぇ〜…もう大変だったの〜!!」



…なら、なんで涙を流す…？



『…本当に？』



念の為、もう１度問う。



今度はしっかり探るように



そうすると、一瞬、ほんの一瞬



＿＿朝鈴サンの顔が強ばった



朝鈴「…ホントに大丈夫だから。」
黒尾「もうすぐ着くぞー。荷物まとめろー。」



…まるで自分にも言い聞かせるように告げたその言葉はクロの声が聞こえても俺の耳に届いた。



…ていうか、今クロ邪魔したよね。



その後、朝鈴サンには新幹線降りるまで、ずっと目を逸らされた。



(○･ω･)ﾉ-------------次回予告-------------
灰羽「次回予告担当は俺、灰羽リエーフですっ!!今回から、次回予告は１人にするらしいですよ!!」

灰羽「えーっと、朝鈴先輩に、疑問を持ち始めた研磨さん!!次回は、１年と行動と共にする朝鈴先輩!!」

灰羽「次回!!可愛い」

灰羽「あ、あと、１１を書き直したらしいです!!」

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