story3─明日への期待 ページ5
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「お待たせ致しました。ケヱキと珈琲でございます」
コトっと音を立ててコップとケヱキの乗ったお皿を置くと、名探偵のような服装のお客様の顔が明るくなった。
「もういつまでも待たせる心算だったんだい?待ちくたびれたよ」
と、文句のようなものを云い乍らも美味しそうに口を動かしてくださるお客様。
砂色外套のお客様も優雅に珈琲を飲む姿は様になってる。
「中々美味しい珈琲だ。これは何処の豆だい?」
「キリマンジャロです。知り合いを通じて仕入れておりまして……」
珈琲を褒められ、一気にテンションが上がっていく私。
教えて貰った甲斐があってなによりだ。
今度芳村店長にも云っておこう。
暫くすると、3人のお客様方は帰って行った。
「また来る」と仰ってくださった砂色外套のお客様と名探偵風のお客様。
明日はどんな人間が来るのかしら……。
私は店を片付け乍らそんな事を思って、表情が緩ませる。
今度はきちんとCLOSEの看板をかけ、私は2階にある自分の家へと帰ったのであった。
明日に微かな期待を寄せ乍ら。
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うりき - 煌さん» うりきです!長々と返信長引かせてしまい大変申し訳ありませんでした。今回イメイラ拝見させて頂きました!!とても可愛く書いていただいて、、、!!瞳と唇がとても可愛らしかったです!今回は本当にありがとうございました!! (2020年8月11日 18時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» 載せさせて頂きました!時間がある時でいいので、覗いてくれればと思います! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» 今完成致しましたので、載せさせていただきます!少し色塗りに失敗してしまいまして、髪の毛が青みがかっています! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
うりき - 煌さん» いやいやもう書いていただけるだけでありがたいです……!! (2020年2月14日 23時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» いえいえ!大丈夫です!ただ、イメ画の送り方が分からないので、私の、ただただ推しを書くだけ!という作品に投稿させていただきます!申し訳ありません! (2020年2月11日 22時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りうゅき x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sHihamu131/
作成日時:2018年7月2日 6時