story56─喰種狩り ページ29
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「……お腹空いた」
ふと口から言葉が零れ落ちる。今は学校が終わり、ちょうど帰路についていた私は、お腹がとりあえず空いていた。
あー、早くご飯食べたい。なんて気ままに思っていると、ふと後ろから人の気配。鞄の中に手を突っ込んだ。
と、同時に私に刃が振り下ろされた。
「ｯ……ぶな」
「これを避けるか、純愛の悪魔」
……何だそれ、そんな異名を私も持っていたのかと思うが、今はそんなこと考える暇はない。
私は攻撃される寸前、念の為、鞄の中に潜ませていたマスクを装着していたから顔バレはしてないはず。
……白い服にクインケと呼ばれる武器……鳩か。
「政府の駒が私に何用？」
「お前だけじゃァない。ここら一帯の喰種の駆逐が今から行われるのだ」
「……へぇ」
と、私は憎しみの篭もった声を零し、鳩の駒を斬り裂いた。
「……あんたに構ってる暇はないの」
私はそれだけ云って、もがき苦しむ鳩の駒を見据えて、その場を後にした。
嗚呼、これが太宰さんの云っていた事か。私はそんな事を考え乍ら、と或る場所に急いだ。
人の目など気にせず、ただ、赫子を使って一直線に。
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うりゅき(プロフ) - 明けましておめでとうございます！モンゴメリちゃんも色々抱えてますからねぇ。いつかは弓月ちゃんとモンゴメリちゃんを絡ませたいです笑 森さんの殺気、どういう反応にするか迷ってるんですよねぇ。今年も私共々この作品をよろしくお願いします！ (2019年1月1日 11時) (
レス) id: dc3c37d785 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - あと、少し遅れましたが明けましておめでとうございます！今年も宜しくお願いします！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: 79595964d2 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - 更新お疲れ様です！森さんとの絡みですね〜！敦君は流石です！ルーシーちゃんは、喰種ごときって...泣く... 森さんの殺気どう反応(?)するのか、気になります！次回の更新楽しみにしてます！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: 79595964d2 (このIDを非表示/違反報告)
うりゅき(プロフ) - 黒い天使さん» コメントありがとうございます！異能力者ＶＳ喰種ですね！私も書きたい衝動に駆られうずうずしてます(笑) (2018年12月28日 18時) (レス) id: dc3c37d785 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - 真逆、原作の交差点だとは！トーカちゃんなら羽赫使って自力で脱出しようとするだろうなぁ…って思います(笑)森さんと、どう関わるのか気になります！更新お疲れ様です！次回も待ってます！ (2018年12月27日 23時) (レス) id: 79595964d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りうゅき x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sHihamu131/
作成日時：2018年9月30日 20時
