【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ９【愛され】

Happy Birthday . (2/4) ページ12

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｢……やっべぇ…。｣



そして鈴木達央、彼も頭を抱えていた。

なんなんだこの2人。
本当にやることが似ている。

…が、こちらは悩んでいる理由のくだらなさが違う。


鈴木は、自分の誕生日に青空Aがなにをやってくれるのかをとっっっっても期待していた。

その何をしてくれるのかを想像しては、ついつい顔をにやけさせて｢やっべぇ｣なんて声を出していたのである。


当の本人が、前日に思い出したなんてことも知らずに。



島｢達央さんなんであんなに嬉しそうなんですかね…？｣

浅｢あー…大方Aからの誕生日祝い想像してんじゃない？｣

島｢あぁなるほど！｣

浅｢わっかりやすい奴だよなぁ…。｣

島｢…浅沼さんは、そういう事言ってもあんまりあからさまに嫉妬見せませんよね。不思議。｣

浅｢いや、それはAの周りが特殊なだけでしょ…。｣

鈴｢え？何か言いました？｣

浅｢……見てろよ。たつのより盛大に祝ってもらうからな俺は。｣

鈴｢…いや俺は幼なじみ先輩ポジですよ。絶対俺の方が華やかにやってくれます。｣

浅｢憧れの大人な先輩ポジ舐めんなよ。｣



Aの先輩の中でも特に仲のいいこの2人の言い争いを見て、ついつい苦笑いをこぼす島崎。


果たしてAはどちらが好きなのだろうか。


たまにそんなことを考える。

Aを出始めた頃から見てきた島崎。

今となっては恋愛対象というより、妹みたいという様な感覚だ。


でもいつもたどり着くのは、｢どちらかが好きなんて決められない｣という結論だ。









鈴｢だぁかぁらぁ？！俺は！！絶対！！！Aが1番に連絡くれますから！！！｣


浅｢いいや俺の誕生日は、Aが一番最初に逢いに来てくれるね！！｣


島｢あぁあぁ…；；落ち着いて落ち着いて！！｣





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