【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ８【愛され】

▽浅沼の話、その二。(夏輝さん ﾘｸ) ページ9

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｢はじめまして、今回共演させて頂く青空Aです。よろしくお願いします。｣

駒｢駒田航です。こちらこそよろしくお願いします。｣

神｢神尾晋一郎です。よろしくね。｣



ぺこっと丁寧にお辞儀をする。

Aもこの業界に入ってまぁまぁ経つが、まだまだ会ったことが無い人達は多い。


今回の少女漫画 特典ドラマCD収録では、駒田航と神尾晋一郎と初共演するものだった。

ヒプをシスマイクしている作品で、浅沼と共演している二人。

たまに浅沼の口から聞いたりして知っている程度で、Aは全く面識がない。

駒田も、｢浅沼さんから話はよく聞いてたけどね。｣と笑う。



神｢すごいよね、コスプレの動画も俺まで評判回ってくるし。｣

駒｢あぁ俺も見ました。｣

｢ッング…！？っゲホ…や、やめてください不意打ち…。｣

駒｢あれ、ごめんごめんそんなに動揺すると思わなくって。｣

｢ｯまさか見られてるとは…。｣

神｢だって凄い話題だったじゃん。何もせずとも耳に入ってきたね。｣

｢初対面の人が先にそっち見たら、だいぶ不安定な印象になりますよね…。｣

神｢…ん？それ俺たちだな。｣

｢……あ確かに。え、私大半の人が不安定のまま会うのでは。｣

駒｢でも俺は素敵だと思うよ。だってあの撮影のために鍛えたんでしょ？｣



そう言われて、ちょっと照れながら｢少しだけ…｣とはにかみ笑いをうかべる。


素直に褒められると、こっちも素直に照れる。

この職業についてからだいぶ免疫がついてきたが、未だにコールなどで｢かっこいー！｣｢可愛ー！！｣と言われると照れてしまう。

キャラ的にもそこは、｢みんなの方が可愛いよ。｣と言えるようになりたいのだが。









神｢そうだキックボクシング始めたんでしょ？俺大学の時ボクシングやってたからさ。｣


｢あそっか神尾さん経験者だ！｣


駒｢じゃあ俺は、Aちゃんがコスプレしてボクシングしてるのをカメラに収めればいいんだね。｣


｢趣味がカメラだからってなんでそんなややこしいことに。｣





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