【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ７【愛され】

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ジョーカーを引いてショックを受けている隙に、もう一枚を取って上がる斉藤。

最下位はAに決定だ。

｢うぁぁやだやだやだ｣と布団の上で足をばたつかせて駄々をこねる。
ぼふっと枕に顔を突っ込んだ。

まぁこれが鈴木ではなかったのが、不幸中の幸いと言うべきだろうか。

鈴木だったら多分Aは死んでいる。
色んな意味で。


…とは言え、嫌々言うものの約束は約束だ。

隣の柿原にちょこっと顔を見せながら、｢…カッキーさん、何がいいですか。｣と見つめる。


その時のAと言ったら、自分が浴衣であることを忘れているが故に ちょっとはだけている事も気に留めていなかった。

鈴木やKENNなんかは、｢おぉ…｣とラッキースケベを楽しんでいるが、他の3人はそうもいかない。

たらたらと冷汗を流して、困っている。



｢？カッキーさん？｣

柿｢あー…いや、あの…。｣

｢え、何にするんですか？｣

鈴｢いーなーいーなー。｣

K｢いーねーいーねー。｣

｢？？｣

岡｢っAちゃ、あの、うーんと…えぇっと…。｣

鈴｢のぶ？｣

岡｢…はーーい………。｣

｢なんですか焦れったい。早くしてくださいよー。｣

柿｢あ、っと…明日！明日に持ち越すわ！うん！｣

｢明日？？わ、かりました。｣



なんでわざわざ明日にするかも分からないが、とにかく了承する。


すると、斉藤が｢っよしA、寝ようもう！明日早いし、ね？ね？｣と布団を隣の部屋にササッとずらす。

｢えっ、寂しい…。｣と捨てられた子犬の目で言ったら、｢ぐぬぅごめんよA！！｣と言って襖を閉められた。









｢…なんだったんだ……？｣





優男、斉藤壮馬。

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