【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ７【愛され】

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チーム分けは、鈴木斉藤チームと、柿原岡本KENNチームという編成になった。

Aはあくまで得点係、そしてオタスケカードの一つである。


得点板の前でホイッスルを首にかけて、｢それじゃ両チームネットの前へ。｣と言う。

こうしておけば、あとは先輩達が面白くしてくれるはすだ。

現に、｢喧嘩売ってんですかコラｯ！｣｢達さんでかくないですかこらっ！！｣とガンを飛ばしあっている。

ここはメンズのノリに任せた方が、ファン的にもきっと嬉しいだろう。

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茶番が一段落したところで、ピッと笛を鳴らして配置につかせた。

止めなきゃ終わらないと気づいたからだ。

｢ピピー……ピッ！！｣と開始のホイッスルと共に、ポンっとビーチボールをジャンケンで買った鈴木斉藤チームに投げる。



鈴｢…っ壮馬、ボール上げろ！！｣

斉｢はいっ！！｣

K｢かっきーさんレシーブ！！｣

柿｢あいよー！｣

｢いけいけー。｣

岡｢っえい！！｣

｢あっ、壮馬くん落としたのでかきのぶんぬ一点。｣

斉｢これ人数ハンデキツくないっすか！｣

鈴｢俺もそう思う！！！｣

｢じゃ引きます？オタスケ。先輩達のチーム二人なんで、人員プラスとかメンバー引き抜きとか引いたら有利ですね。｣



そう言うと、Aはスタッフから受け取った8枚のカードを手で持った。


実を言うとAは、ものすぐぉく暇なのだ。

どうして目の前で楽しそうなスポーツがやっているというのに、参加出来ないのだろうか。

せめてもの救いは、さっき買ってきた屋台のご飯が沢山あること。

もぐもぐとリスみたいにご飯を頬張っている。









｢っんぐ…ゲホッゲッホゴホ……？！｣


鈴｢カード持つで時間くうからって食べ物詰め込みすぎだ馬鹿。｣


｢っみ、水下さっ、水！！｣


斉｢はい。｣


｢はァ…はぁっ……あ…カードどうぞ……。｣




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